2018/03/24

中環の金融街近くの高台に、香港行政長官の執務室を備えた建物があるのをご存知ですか?香港礼賓府(Government House Hong Kong)は1855年から1997年にかけて英国香港総督の公邸として使われ、現在も式典や正式な食事会で使用されています。普段は入ることができませんが、今回は一般公開のタイミングに訪問し、美しい建物と満開のツツジを楽しむことができました。

2018年3月18日(日)、友人の勧めで香港礼賓府を訪れることにしました。
電車だと中環駅G出口から徒歩15分、トラムなら雪廠街や銀行街から徒歩10分の、香港の中心地に、この建物はあります。

年に2度、今回もこの日曜だけが公開日だったので、たくさんの人が同じ方向へ歩いていました。途中大きな案内板もあり、迷うことなく到着!

まず出迎えてくれたのは、綺麗な花々。ツツジ、ストック、春咲きのコスモス…。香港の旗に描かれているバウヒニアも見つけることができます。訪れた皆さんはその色とりどりの花を楽しんでいました。途中、中国らしい龍が描かれたテーブルと椅子が置いてありました。美しい青色に魅かれます。


花を楽しみながら進み、階段を上がると、大きな建物に到着します。こちらが香港礼賓府です。この中も見学できるのですが、その前に後ろを振り返ると…。香港の中心地にそびえ立ついくつもの大きな建物が正面に見えます。このビル群が立つ前は、港が一望出来ていたそうです。

では、建物内に入っていきましょう!
ここでは図書室、ダイニングルーム、ボールルームを見ることができます。今も式典や正式な食事会で使用されている場所ですので、とても貴重な機会です。建物内も生花がたくさん飾られていました。

建物を抜けると、正面玄関のお庭に出ます。ちょうど、香港警察の音楽隊が演奏をしているところでした。他にも生演奏のパフォーマンスがあるそうです。建物やお花、背景のビル群も含めその素晴らしい景色に、ずっと写真を撮り続けたくなります!

帰り道も、金鐘駅と中環駅に向かえるよう表示があるので安心です。どちらも歩いて20分ほどで到着できます。

暑すぎずいいお天気の中、美しい建物と花を楽しむことができました。

年に2度だけの貴重な一般公開日。次回の公開は2018年11月を予定しており、日にちは数週間前に発表されるそうです。秋の公開も、春とはまた違った花たちが迎えてくれると思うと、今からとても楽しみです!

香港礼賓府の詳細や歴史については公式webサイトをご覧ください。

<香港礼賓府Government House Hong Kong>
[icon name=”map-marker” class=”” unprefixed_class=””]Upper Albert Road, Mid-Levels, Hong Kong Island
[icon name=”globe” class=”” unprefixed_class=””]https://www.ceo.gov.hk/gh/eng/

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