2018/04/16

「着物で参加できたら素敵だなぁ、でも海外じゃ難しいかも」お仕事で正式な食事会やパーティーがある方、香港の結婚披露宴に出席予定の方、こんな風に思って諦めていませんか?

ラマ着物倶楽部では、香港で出張着物着付け、着物レンタル、出張着付け教室を行っています。美しい立ち居振る舞いや写真の撮られ方を教えていただけるので、美しく着物を着こなすことができますよ。香港でも日本の文化を楽しみたい方にオススメです。

今回私が体験させていただいたのは、ラマ着物倶楽部の出張着物レンタル。
事前にメールで、着付け師の森田さんへ<着たい着物の種類><身長><好みのイメージ>をお伝えします。今回こちらの2種の振袖を候補として写真を送ってくださいました。全体がピンクの方は華やかでかわいいし、黒地の方もシックで素敵。今回は全体がピンクの方を選びました。

当日の着付けは、自宅やホテル等希望の場所で行います。必要な広さは1畳半ほど。これならスペースをあける為に大きな家具を動かす必要もありませんね。こちらで準備するもの、事前に購入するものは特にありません。そういえば、以前私が日本で振袖をレンタルした時は、肌襦袢や補正用タオル等の一式を購入しなければならず3万円ほどプラスでかかった記憶があります…。今回のように、必要なもの一式全てレンタルできるのは本当に嬉しい!

では早速着付けていただきます。
綺麗に着物を着せるには、シワがないようにすることが肝心で、補正の技術が必要だそうです。しっかり綿とタオルで補正いただいた後、長襦袢、振袖、と順に着ていきます。帯を2種持って来ていただいていたので、途中どちらにしようか鏡の前で自分に合わせながら選びました。その他小物も幾つかのなかから選ぶことができました。

「着物の種類や年齢、体型などを考えて襟合わせをします」「お背が高いのでバランスが良くなるように帯は幅を出しますね」と、着る人に合わせて着付けてくださいました。着付けの間も、お話がとても楽しくて”着物を着られる”というわくわく感が更に高まります。

最後に全ての再確認と調整をして、ついに完成! 帯は伝統的な帯結びの<文庫結び>です。
不思議なことに、全然苦しくないんです。実は私以前、帯がとっても苦しくて呼吸も浅く、ご飯も食べられず、着物=苦しい、と思っていました。森田さんにお伺いすると「本来、腰紐は腰骨辺りでしめるもの。ウェストでとめてしまうと着ている人が苦しいだけでなく紐が緩み着物が落ちてしまいます。せっかく着るなら快適に着られるように心がけています」と仰っていました。森田さんの高い技術と着る人への優しい心遣いを感じました。

外へ出かける前に、美しい立ち居振る舞いや写真の撮られ方のポイントを教えていただきました。
たとえば…
・足は少し内側に、7割くらいの歩幅で歩く
・背筋を伸ばし姿勢良く、首もすっきり伸ばすと襟元にメイクがつくのを防げる
・着物は上前の左側に美しい柄があるので、左側から写真を撮られるようにすること
その他、椅子の背もたれで帯がつぶれてしまった時の対処法、シワができてしまった時の対処法なども教えていただきました。これで安心!

その後、Hong Kong LEIスタッフカメラマンと2人で外に出かけ、撮影をしました。教えていただいたポイントを思い出してポーズを決めたので、素敵な写真がたくさん撮れました。
 

今回は着物一式のレンタルと着付けをお願いしましたが、ご自身でお持ちの着物を着付けていただける出張着物着付けも可能だそうです。日本から持ってきた着物や、婚礼衣装にぴったりですね。

ラマ着物倶楽部では他に出張着付け教室も行っています。 鈴乃屋きもの学院公認ですので同じカリキュラムの受講が可能です(登録教室名は、森田着付け教室となります)。更に、着付け師が講師ですので、自分で着物を着られるようになるだけでなく、見た目良く着るポイントも教えていただけます。既に着物を自分で着られる方も、帯結びのレッスンのみといった単発のレッスンも可能だそうです。

香港で着物を楽しみたい方、海外が長いけれど日本の文化が好きな方にオススメです!ラマ着物倶楽部について詳細やお問い合わせはHPをご覧ください。

<ラマ着物倶楽部>
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