Gracieuse comme une Ballerine. vol.7

    バレエで成長するために大切なこと

    バレエまっしぐらな生活をしてきたわたしが、年齢を重ね指導者になったことで感じることや気づかされることがあります。それは、バレエを取り巻く環境の大切さについてです。

    バレエの指導者となり、教え方も時代とともに刻々と変わっていますが、変わらないことがあります。それは、指導者はバレエを教えると同時に、子どもたちに正しいことを教え、伝える責任があることです。クラスでは子どもは指導者の教えを素直に聞き、守る必要があります。

    バレエでは、最初と最後に必ず「礼( あいさつ)」があります。まるで武道のようですが、「礼儀」を重んじるのはバレエも同じ。教えてくれる先生への感謝、一緒にレッスンを受ける仲間への感謝、バレエを習う環境を与えてくれる親への感謝、それらが自然と身につくことで、お子さんの日常生活にも大きな影響を与えていきます。

    また、バレエという習い事はとにかく親の協力が必要不可欠です。バレエを学びたいと思う子どもたちは、そんな親の姿を側でずっと見ているからこそ、感謝の気持ちが自然と芽生えてきます。さらに、親子で一緒に同じ目標に向かって進んでいくという経験や、「お母さんはわたしを応援してくれている」という安心感は、親子の信頼関係を深めることにもつながっていくはずです。

    すべてはバレエと子どもの成長のために、私自身も心を豊かにし、しっかり子どもに向き合わなければいけない。指導者としてレッスンを教えること以上に、これらのことは大切な事柄として捉えています。

    ugaeri-san魚返 佳代


    6歳よりバレエを始める。コンクールで優勝後、英国セントラルオブバレエスクールに留学。
    アジアダンス芸術特別賞受賞。日本バレエ協会バレエリトミック指導1級。
    女性雑誌『25ans』ビューティー・メダリスト審査員を務める。
    Ballet blanc Entertainment Co.,Ltd設立。
    Ballet blanc


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