プラスチックフリーのムーブメント香港に広がる!

プラスチックフリー

(写真:量り売りの洗髪用品)

香港の魚の体内からプラスチックの粒が発見される

英BBC放送が香港の地元大学や環境団体グリーンピースの調査として報じたニュースによると、香港で獲れた魚の体内の60%からマイクロプラスチックが発見されたそうです。これは海岸に捨てられたペットボトルなどのプラスチック製品が紫外線や熱、波によって砕けて5mm以下の大きさになるマイクロプラスチックが原因と考えられています。

香港政府はこのような原因となるプラスチックの削減目標を発表しておらず、現在は市民の健康被害などを調査して対策を検討しているに留まっています。

プラスチックのゴミは現在トラック1台分が毎分海に流れ込んでいます。地球規模では年間約800万トンも海に流れ込んでいると言われています。特に海に流れ込んだプラスチックは、劣化せずに海鳥や海の生き物が間違って食べることで、消化できずに死に至るケースが多数報告されており、数々の環境問題を生んでいます。(写真下)更に、特に問題視されているのが、紫外線や熱にさらされたプラスチックは劣化し形状が変化し粉々となり、5mm以下のマイクロプラスチックという小さな粒となって、川や海に流れ、海の生き物が食べ物と一緒にそれを食べ、魚を食べる海鳥や、魚を食べる私たちの口に入っていることです。そして最近では世界中のペットボトルの水にまで、マイクロプラスチックが混入していると言われています。人間にどのような悪影響があるのか、実は証明されていませんが、私たちが出したプラスチックのゴミは、違う形で確実に私たちの元に帰ってきているのです。

海外では、カルフォルニア州のマリブ市に続き、2018年7月、アメリカ西海岸のシアトル市は市内の全ての飲食店でプラスチック製のストロー、スプーンやフォークの提供を禁止する措置に踏み切りました。シアトルでは違反すると250米ドル(日本円で約27000円)の罰金が科されます。この動きは、世界各国でも飛び火しており、イギリスでは、プラスチック製のストロー、マドラー、プラスチックが芯の綿棒などを2019年から禁止にすると発表。すでにレジ袋の配布を禁止しているフランスは、2020年1月より、使い捨てのプラスチック製カップ、皿の販売を禁止します。使い捨てプラスチックストローは、その小さい形状がゆえに、なかなかリサイクルが進まないとのことで、最近では特にストローに対する関心が現在世界的に高まっています。これを受けて、コーヒーを提供するスターバックスでも今後段階的にプラスチックのストローなどを削減する声明を発表しています。

このような状況の中、現在香港では民間レベルで、プラスチックフリーの「ゼロウエスト」というムーブメントが始まり、最近では志の高い様々なショップも現れています。香港でも購入可能な、環境に優しいゼロウエストの商品を販売するショップをご紹介しましょう。

 

「ゼロウエスト」(ゴミなし)を掲げるショップ

●Live Zero Bulk Foods (24 High Street Sai Ying Pun)
Open Daily Monday – Saturday 11am – 8pm Sundays 11am – 6pm
https://livezero.hk/

食品から日曜品、バス用品まで、ほとんどが量り売りのお店。特に、食器洗剤、衣類洗剤、シャンプーやリンスなど、すべて量り売りしているだけでなく、環境にも優しい素材で作られています。客は自分でこれらの商品を入れる入れ物や袋などを持参し、そこに入れて持ち帰ることをおすすめされています。持ち合わせがない場合は、リサイクルの瓶が置いてあるのでそれを使わせてもらうか、紙袋に入れて帰ることも可能。

買い方はいたってシンプル。持ってきたコンテイナーの重さを計り、その後に好きなだけ商品を入れて何グラム入れたか申告するだけ。ただし、初心者は戸惑いがちなので、気軽にスタッフの助けを求めましょう!みんな優しく教えてくれます。

Live Zero live Zero

livezero livezero

今回筆者はこちら(写真下)のラベンダーのシャンプーを買ってみました。
使ってみると、品質の良いアロマの香りがして使い心地は良かったです。ただ泡立ちは市販のものに比べると悪く、いまいちスカッとさっぱり感はありませんでしたが、シリコンなど入っていない割にはしっとり仕上がりました。特に子どもには良いように感じました。

液体のものを購入し、持ち帰るには、自分で入れ物を持って行かないといけません。お店のリサイクル瓶を使うことも可能ですが、時々その瓶が元々入っていた食品の匂いが取れずについたままのものもあるので、やはり忘れずに持参した方が良いでしょう。

 

 

●Edgar
K11 Art Mall x K11 Natural – Shop 201
Level 2, 18 Hanoi Rd, Tsim Sha Tsui
Open Monday – Sunday from 10:30AM – 9:30PM.
https://www.edgar.hk/

尖沙咀(チムサーチュイ)のK11の2階にナチュラルフロアーというのがあります。ここは「ナチュラル」をテーマにした雑貨、食品、カフェ、レストランなどが入った9000sqのテーマフロアーで、パーティーやイベント、ワークショップなども行われるマルチスペースでもあります。

この入り口すぐにEdgarという香港で2016年にオープンしたゼロウエストの香港初のパイオニアショップがあります。ここの特徴は、様々な量り売りの「食品」が充実しているということ。特にドライフルーツやベジタブル、ハーブティー類、そしてクッキーやキャラメル、素朴なジンジャーの砂糖漬けなど甘党にはたまらないアイテムがたくさんあります。

 

また、どこよりもステンレスや竹製のストローが豊富にあります。特にステンレスは、長さ、太さ、曲がり具合、色などお好みで選べて、しかもストローを洗う専用のブラシも一緒に購入できます。最近では、紙や、植物由来のもの、パスタでできたストローなども出てきていますので、選択肢が増えていくのはとても良いことですね。

 

 

●Seed ‪‎點籽
29 Yee Kuk Street, Sai Kung, Hong Kong
https://www.facebook.com/weareseedhongkong/

Edgar, Live Zeroに続き、西貢(サイクン)にオープンしたのが、他店より「香港っぽい品物」が並ぶ、ゼロウエストのショップ、 Seed ‪‎點籽。

量り売り食品や、環境に優しい商品だけでなく、店内にはオーガニックや添加物フリーにこだわったオーナー自慢のお手製の中華ソースや塩麹なども購入できるアジアンチックなショップです。無着色の乾麺も量り売りなので、自前の入れ物を用意して行きましょう!

 

(写真はSeed ‪‎點籽のインスタグラムより)

 

香港でいくつかあるプラスチックフリーを理念に掲げた
オンラインショップも紹介しましょう。

●Plastic Free (On Line Shopping)
https://www.plasticfreehk.com/

 

plastic free

オススメの商品
世界の動物たち 25の動物たちの組み立て式、動物玩具 (4歳以上)
リサイクルペーパー&ベジタブルインク

plastic free 動物

竹製のスパチュラ
シンプルで、使いやすく、使うほどに味が出てきます。
食器洗いは不可。洗った後に水分を拭き取り乾かしましょう。

 

 

●Now No Waste (On Line Store)
https://www.now-nowaste.com/

オススメの商品
食器洗いスポンジ4つセット
こちらは片面はコットン、片面はコーヒー豆を入れる荒い麻布でできた環境に優しいスポンジ。
洗濯機で定期的に洗うことで、長く清潔に使えます。フランス製

plastic free sponge

 

 

そして、この記事を読んでくれた方に特別なお知らせがあります。

26cm X 28cm と 26cmX26cmの
2種類の柄の蜜蠟ラップを3名様にプレゼント!

プラスチックラップや袋の代わりに、蜜蠟(ミツロウ)を使ったラップを使ってみませんか?今回ご紹介するのは、北海道産ミツロウとエキストラオリーブオイルのハンドメイドのコットン100%ラップです。今回は野菜やチーズ、スナックなどを包むためのものです。
注意)酸の強いものや、生肉などは包まないようにしてください。
*中性洗剤で洗っていただければ、繰り返し使えます。洗濯機や乾燥機にはかけないでください。アイロンを使うと蜜蠟が滲み出ることがあります。

 

応募条件:Hong Kong LEI へのコメントをお書きください。香港在住の方。

ご応募はこちらからどうぞ。締め切りは2018年8月15日です。

ミツロウラップ