2017/01/11

美しい立ち居振る舞いを作る最適なメソッド

 vol.2 バレエは魔法の習い事

「この体、もうちょっとこうなら良いのに」と思ったことはありませんか?

大人のバレエを開講して10年、生徒さんは皆「身体が硬いんです」から始まります。動きやフォームを大切にして、大人の身体を意識したエクササイズの秘密は”魔法の柔軟”にあります。硬くなった筋肉をほぐしたり、体を支えるインナーマッスルを鍛えられるバレエは、女性のココロとカラダを何倍にも美しく変える不思議な力を持っています。バレエの足の運びや使い方は他のエクササイズと は違って格段に丁寧で洗練された訓練なんです。

とはいえ、長年バレエの世界にどっぷりいる私も例にもれず、体のコンプレックスを持っていました。悩みがあったからこそ、長い間少しでもなりたい自分に近づくために、いつもキレイに見せる方法を考えていました。それは普段のファッションや立ち居振る舞い、見せる角度、指や腕の使い方など本当にさまざまでした。あるとき、スタジオの鏡の前に立って自分を観察していると、自分らしい表現が見えてきました。私らしい美の表現がわかってから、バレエを習う意味さえ輝き始めました。

ただし、バレエはその華やかな世界とは裏腹に地道な努力が必要です。私の場合は、努力が実って世界の舞台にも立つことができました。しかしバレエから得るものは、皆さんさまざまです。ただ1つ言えるのは、大人になってバレエを習い始めるということは、今の自分に何かをプラスするチャンス、美しさを手に入れられるチャンスだということです。いつまでも輝いていられるように、美しい身体の頂点にいるバレリーナの魔法を感じてみてはいかがですか?

魚返 佳代

6歳よりバレエを始める。コンクールで優勝後、英国セントラルオブバレエスクールに留学。
アジアダンス芸術特別賞受賞。日本バレエ協会バレエリトミック指導1級。
女性雑誌『25ans』ビューティー・メダリスト審査員を務める。
Ballet blanc Entertainment Co.,Ltd設立。
Ballet blanc

Backnumber
Gracieuse comme une Ballerine vol.1