2020/01/12
皆さん、こんにちは。楢橋里彩です。今回は、マカオ発!「グランドリスボア」で、和風エッグタルトが楽しめるという情報をお届けします。
ポルトガルから中国へ返還されて2019年で20年目を迎えた中華人民共和国マカオ特別行政区(マカオ)では、大きな節目を迎えて様々なイベントが開催されています。日本国内からだと成田、関西、福岡各地から直行便が出ており、香港からだと1時間で行けるジェットフェリーがあります。さらに、2018年10月には、マカオ、香港、珠海市を繋ぐ「港珠澳大橋」が開通したので、大橋を経由したシャトルバスでの移動も可能に。マカオと香港の距離がぐんと縮まっています。
香港からマカオに行く場合は、香港国際空港、香港島の上環(ションワン)または九龍の尖沙咀(チムサーチョイ)にあるフェリーターミナルから噴射飛航(高速フェリー)に乗ります。上環にある港澳客輪埠頭(香港マカオフェリーターミナル)は、香港駅から歩道橋で繋がっています。
香港・マカオ両地を結ぶ高速フェリーはダーボジェットとコタイ・ウォータージェットの2社が運航しており、マカオとタイパの2カ所にフェリータミーナルがあるので、場所を間違えないよう行き先の確認をしましょう。香港からマカオまでの所要時間はおよそ1時間。運航時間は基本的に24時間です。ちなみにマカオ行きは7時から23時59分までは15分おきに運航され、タイパ行きは30分おきです。それ以外の時間帯は本数が減ります。
座席はエコノミークラス、スーパークラス、プレミアグランドクラスの3つ。チケットは窓口、自販機、オンラインで購入のEチケットがあります。 平日と週末でも料金は変わり、7:00~17:00のデイタイムと、17:30~06:30のナイトタイムでも料金が変わります。また香港行きとマカオ行きでは料金も異なりますのでご注意ください。
マカオに行ったら誰もが一度は食している「エッグタルト」。ポルトガル風エッグタルトはしっとりしたパイ生地の上に濃厚なカスタードクリームはたまらないおいしさ!
このマカオのスイーツの代表的な「エッグタルト」に、新たに和のテイストを加えて話題となっているのが「グランドリスボア」に入っているカフェ「ラウンド・ザ・クロック・コーヒーショップ」で食べられるエッグタルト。
ホテル初の日本人エグゼクティブパティシエ村中徳仁さんが作っています。村中さんはフランスで修行を積み、UAEを経て2017年からマカオに移住してきました。繊細で独創的な感性を生かし、通常の「オリジナルエッグタルト」のほかややビターで甘さが抑えられている「宇治抹茶」、セサミの味がとっても濃厚な「セサミ」、酸味と甘みの見事なハーモニー「クランベリー」など、長年のエッグタルトの歴史のなかで存在していなかったであろう”新風”を吹き込んでいます。
料金は15MOP(約200円)。「数えきれないほどの試作を重ねてきて4種類を販売していますが、今後は季節ごとにまた新しい風味のエッグタルトを作りたいですね」と村中さん。
現在はカフェ全体のスイーツも担当されているので、エッグタルト以外もぜひ食べてみてください。ちなみに焼き立てエッグタルトを食べるなら午前11時ころがベストタイムとのことです。
グランドリスボア
所在地:Avenida de Lisboa, Macau SAR
公式サイト:https://www.grandlisboahotels.com/en/grandlisboa
ラウンド・ザ・クロック・コーヒーショップ
公式サイト:https://www.grandlisboahotels.com/en/dining/round-the-clock-coffee-shop
コーヒーショップ 電話番号:+853-8803-7766
楢橋里彩の香港時事1min トークはしばらくお休みとなります!
楢橋里彩
福岡県出身。学生時代よりNHK番組にてバイリンガル学生リポ―ターに。NHK宇都宮局キャスター、ディレクターとして携わった後、2007年より中国・大連にある大連電視台(国営テレビ局)にて日本人アナウンサーとして2年間勤務。2009年より香港へ移住。現在は、香港から香港・中国のニュースを発信している「香港ポスト」のトップインタビュー、リポーター、司会、講演など幅広く活動中。
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