2024/10/16

香港バレエ団による『The Butterfly Lovers』全８回公演が10月18日から27日までの間、香港文化センター、グランドシアターにて開催されます！ チケットは現在URBTIXにて好評発売中！

香港バレエ専属振付師の胡頌威（Hu Song Wei Ricky）と彼の妻、麥靜雯（Mai Jingwen）の両氏による振付で、世界初公演となる『The Butterfly Lovers』（日本題：梁山伯と祝英台・りょうざんぱくとしゅくえいだい）。

中国四大民間説話の一つであるこの物語は、「女は結婚するもの」という時代に、学問を志すため男装をして名門校に潜り込む裕福な家庭の娘“祝英台”と、同じく学問を志す、貧しい青年“梁山伯”が出会い、共に学んでいく中で深い絆で結ばれていくというもの。やがて祝英台が実は女性であるということを梁山伯は知り、二人は恋に落ちるのですが、しかし祝英台には親が身分相応の婚約者を決めており、この恋は悲劇に終わります。

香港バレエ団が贈るこの儚くも美しい物語。今回この舞台セットと衣装は、映画『グリーン·デスティニー』でアカデミー賞を受賞した葉錦添（Tim Yip）が手がけました。革新的なテクノロジー、美しい色彩、こだわったディテール、また芸術的なレイアウトによって新しい中国の美を感じさせるこの豪華なセットに観客は魅了されることでしょう。

また、中国の伝統的衣装からインスピレーションを得ながらも、ダンサー達の動きが美しく映えるユニークで煌びやかな衣装もこの舞台の見所の一つです。

物語はまた、美しい音楽によっても彩られます。今回の舞台では、オーケストラ音楽と中国オペラを融合させたヴァイオリン協奏曲『The Butterfly Lovers』（作曲：何占豪及び 陳鋼）に、中国の著名な作曲家・音楽プロデューサーである田汩（Tian Mi）が新しいバレエ音楽の息吹を吹き込みました。オリジナルの古典的要素を残しつつも、新たな芸術表現を生み出したその美しい旋律は、舞台をより感動的なものとすることでしょう。

香港初公演の後、マカオの文化センターにおいても11月９日（土）と10日（日）の二日間２公演が開催されます。

芸術の秋。中国に古くから伝わる美しくも悲しい永遠の愛の物語を、古典とモダンを見事に融合させた香港バレエ団の舞台でじっくりとお楽しみください！

The Butterfly Lovers

10月18日（金）午後７時半
10月19―20日（土、日）、10月26日（土）午後２時半＆午後７時半
10月27日（日）午後２時半

場所：Grand Theatre, Hong Kong Cultural Centre

チケット販売：URBTIXにて

チケット価格：HK$1,000 (limited VIP tickets), $680, $480, $320, $180

学生及びシニア料金；半額（HK$1,000のチケットを除く）

６歳以上から入場可