2024/12/03

Mizukiです。

12月に入り急にグッと冷え込み始め、
夏の着物をかたし、冬着物、袷の出番です。

今年も残り1ヶ月。
またあっという間の一年が終わろうとしています。

この一年を振り返るとほんとにすべてのことがこの一年で起こったことなのかと思うほど、
いろいろな経験や出会いに恵まれた一年となりました。

着物の着付けや、着物モデルなどのお仕事が有難いことに少しづつ増え、
一歩ずつですが着物スタイリストとして前に進めていると感じています。

花魁になってみたりと。お声がけいただける事に感謝でいっぱい。

それでもお仕事をいただけた後には
もっとできたはずと思う情けない気持ちに包まれることも少なくありませんが
そのもっとできたはずと思う気持ちが、自分の成長の糧になっているのかもしれません。

わたしは着付けする作業自体は大好きなのですが、一番苦手なのがコーディネートです。
色や柄を合わせるのがどうしても苦手で、いつも頭を悩ませています。

「着物一枚に帯三本」

と言う言葉があります。
これは着物一枚でも雰囲気の違う帯が三本あれば違う着物を三枚持ってるかのようにオシャレを楽しめますよって意味なのですが、果たして一体どれぐらい変わるのか。

それを今回わたしのコーディネートスキルアップを目指し検証してみました。

左から
クール系、お上品系、ほっこり系

このテーマでコーディネートしてみました。

確かにこうやって比べてみると同じ着物でも
雰囲気が違って
色んなシーンで一枚の着物を着まわせるかもしれませんね。

実家にはたくさん着物があるけど香港に着物を持ってこようか迷ってると言う声を良く聞きます。

着物の寿命は100年と言われています。

キチンと管理していたり、着用頻度によってもちろん100年以上持つことはあるとは思いますが、いつまでも着れるものじゃないとすれば
その着物を着てあげてほしいとわたしは思います。

まずは一枚、実家に眠る着物を香港に持ってくるのはいかがでしょうか。

これからお正月や旧正月、卒業式と入学式など着物を着る機会が多い時期に入っていきます。

着物を着てちょっとした集まりに参加するだけでも周りの方が喜んでくれます。
特に香港人は大喜びです。

自分の国の民族衣装を着てるだけで、周りの人が喜んでくれるって着物ってすごいパワーを持っているなとつくづく思います。

是非2025年は香港で着物を着てみるのはいかがでしょうか。
きっと着物の楽しさを感じてもらえること思います。

まさかアラフォーになり振袖を着る日が来るとは……

皆様にとって今年以上に2025年が幸せに笑顔が多い一年になることを願って、
今年最後の「香港でKimonoを着たいんです」を締め括らせていただきます。

皆様に香港で着物を着る楽しさをもっとお届けできるように
わたし自身も日々努力し精進してまいります。

このコラムを通して着物着てみよっかなと思ってもらえるのであればわたしの大きな励みになります。

それでは2024年もコラムを読んでいただきありがとうございました。

皆様良いお年をお迎えください!

それではまた2025年に!


mizuki

2011年ワーキングホリデーを活用し香港に来港。
仕事をきっかけに着物の楽しさにハマり、普段の生活の中で着物をきて暮らす。
香港で二人の子どもを出産。
2021年香港で出会った友人と共にイベント企画やパーティー装飾を手掛けるM’s select を設立。
2022年11月、着物マイスター、着付け方インストラクター資格取得。

Mizuki no kimonoインスタ @kimono_hongkong

M’s selectインスタ @ms_select_hk


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