2026/01/01
明けましておめでとうございます。2025年はイーダン・ルイ(呂爵安)の銅鑼湾イベントで幕を開け、大晦日のマカオでのカウントダウン・コンサートまで合計63回のMIRRORイベントに出席するという実りの多い一年でした。2026年もMIRRORへの情熱を保ちつつ走り続ける所存ですので、どうぞ宜しくお願いいたします。
サンリオのイベントで12人全員を至近距離で拝めたのは2025年のハイライトのひとつ。ⒸLinda Hung-Hom
そんな推し活が生活の中心となっているわたしの元に、先日友人が「読んでみなよ」と興味深いコラムを送ってきました。推し活は非合理なものなので、高学歴の人たちはそんなものに時間を「投資」しない、ということを切々と説く内容。ふむふむ、なるほど。しかし、鏡粉(MIRRORファンの愛称)であれば、これは1秒、1言で論破可能! その言葉は「ロザンナ・ロー(羅淑佩)」! 日本でいえば「文化・スポーツ・観光大臣」といった役職を持つ女性の名前です。
大臣がイアンを空港まで追いかけたとの報道。
超エリートの彼女はMIRRORのメンバー、イアン・チャン(陳卓賢)の熱烈なファンとしても有名です。大臣になる前も後も変わらずMIRRORのイベントに顔を出しており、一般ファンのわたしですら、お顔を拝見したことは1度や2度ではありません。政治家の話題作りなんかじゃありません。正真正銘ホンモノのHellosss(イアンファンの愛称)です。冒頭のコラムのように、推し活は時に見下されることもありますが、わたしたち鏡粉は「推し活仲間は政府要人」と胸を張って言うことができるんです。
左:イアン・チャン。プロデューサーのテリー・チョイ(徐浩)と共に
右:この恵まれたルックスだけでなく甘い歌声、作詞作曲の才能、抜群の運動神経が彼の魅力。
ⒸLinda Hung-Hom
自分や自分の行動が、ある属性でくくられて、勝手に判断される、という事象は本当によくあること。「その年でアイドルの推し活なんて恥ずかしくない?」と、ことあるごとに家族から受ける率直すぎる質問もこれに該当。こういった年齢、学歴、性別、婚姻状況、居住地域などの属性、いわゆるデモグラフィック、略して「デモグラ」はマーケティングで消費者をターゲットにする際に、「AはBという行動をしがちである」というように行動の傾向を示すことができます。そう、あくまで傾向。断定はできないし、逆も真なり、という使い方もできないはず。なのに、「一般論」「常識」などという名のもと、巷でまかり通っているのが腹立たしいところ。
今回、しょっぱなで学歴というデモグラの呪縛は解くことができたので、さらにMIRRORの推し活を使って、その他のデモグラが仕掛けてくる呪縛をほどいていきましょう!
★年齢デモグラの呪縛:「若い子に交じって応援するの、恥ずかしくない?」
そんなことを言う人は、ギョン・トウ(姜濤)のコンサートへ連行! 幅広い年齢層に支持される彼のコンサートは推定5歳から80歳までの熱狂的ファンが集います。ボリュームゾーンではありませんが、コンサートホールの傾斜を杖を使って上下するおばあちゃん、それに手を差し伸べるスタッフ。孫とおばあちゃん、家族3世代で記念撮影をする姿などなど、ハートウォーミングな光景に巡り合えるのは、彼のコンサートの隠れた醍醐味。会場に配置された医療スタッフが普段より緊張して見えるのは気のせいでしょうか。
12月にはなんと9場ものソロコンサートを開催したギョン・トウ。
★婚姻・交際状況デモグラの呪縛:「推し活って、寂しいシングルの人がするんでしょ?」
100%否定はしません!(笑)でも、この検証をしたければジャー・ラウ(柳應廷)のコンサートへ直行! 既婚を含むカップル(死語?)で訪れる観客の数に驚くはず。ジャーのコンサートは婚姻、交際状況やジェンダーに対するバイアスを粉々に砕いてくれます。ちなみに鏡粉界隈では「前夫」(元夫)という言葉が広く使われており、既婚女性は自らの夫をこのように称すことで、推しメンバーへの忠誠を誓っているため、婚姻状況の実態は分かりにくくなっています。これまでファンと交流してきた個人的な経験からいうと、既婚、ないしはパートナーがいるファンは推測7、8割。リア充率も高いように見受けられます。
ジャーのソロコンサートは大埔の火事の直後。内容が急遽大幅に変更されたとのこと。コンサート後、彼の歌声には癒しの力があると多くの人が語りました。
デモグラが仕掛けてくるバイヤスの呪縛から解放させてくれてありがとう、MIRROR! 今年もよろしくね!

紅磡リンダ(ほんはむ りんだ)
20年にわたる英国生活、広告代理店勤務、編集者稼業に終止符を打ち、2019年に香港に移住。
移住とともに人生で初めてアイドルに目覚め、Mirror 沼に沈没。沼から鏡(ミラー)越しに見える、新しい香港を発見する毎日を送る。現在、大学院生として香港の歴史(特に映画の歴史)を学んでいるが、そのきっかけがMirrorだったことは、教授には内緒。
Instagram 紅磡リンダ【星版】hunghom_linda_qedan
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