2023/09/16

皆さんこんにちは。
HKO Arigatoo Limitedです。

いかがお過ごしですか？
最近、我が家では保護犬の赤ちゃんを２匹家族として迎え入れました。先住犬のクッキーが母親のように２匹を可愛がっているのを見て、毎日癒されています。新しい子はチョコちゃんとマカロンちゃんです。みんな甘くて美味しいお菓子の名前です。

ブランチオフィスに犬を連れていくと、色々な人達が話しかけてくれます。水槽のグッピーを眺める方もいらっしゃいます。

さて、今回のテーマは様々なご家庭の事情を踏まえ、ヘルパーさんを探し始めるタイミングについてご案内したいと思います。

急ぎで探したい方の主な事情
・現在雇用中のヘルパーが急に辞めることになった（※ご参照ください）
・現在雇用中のヘルパーを辞めさせ他のヘルパーと出来るだけ早く交代させたい
・香港に移住して直ぐにヘルパーを雇う必要がある（夫婦共働き、ワーキングマザー等）

これから香港にご家族と共に移住を予定していらっしゃる方達の中には、お仕事の関係、お子様の関係で、到着してすぐにヘルパーさんが必要な場合があります。
直ぐにといっても、今直ぐにではなく、香港に移住して直ぐにという事なので、直接会わないと決められないと拘らない限りは時間的な余裕はあります。
その場合、香港に来られる前にビデオ通話でインタビューをし、会わずに採用を決められて香港に来られる方もいらっしゃいます。
移住直後は何かとお忙しいと思いますので、既に見つけている状態ですと安心です。
最近では移住後の部屋を探しに香港に来られた方がオフィスを訪れヘルパーさんとインタビューをし契約を決められ帰られた方もいらっしゃいました。

もし３ヶ月以上待てるというのであれば、現在、海外にいて香港に来たがっているヘルパーさんを視野に入れることをお勧めします。
現地から選ばれ香港に来るのは大変ハードルが高いので、香港ではなかなか見つかりにくい条件であっても現地のヘルパーさんであれば、喜んでサインに応じることでしょう。

ちなみに、契約終了のヘルパーさんが見つかりにくいご家庭というのは、子どもが多い、１人部屋が提供できない、日曜日にヘルパーさんに働いてもらいたい、複数のヘルパーさんを雇用している、奥様がいつもご在宅などです。
給料や待遇を上げることで応募者を増やす事はできますが、そうでない場合は理想的なヘルパーさんを見つけ雇用するのに苦労すると思います。

一方、海外在住のヘルパーさん達はそれほど多くの要求をしません。
雇用主様によっては、会わないと決められないとおっしゃる方も多く、ビデオ通話のみで採用を決めるのでインタビューのチャンスを得る事自体が難しいのです。
また、彼らは現地の給料や他の国の給料と比べて香港の給料は良いと知ってお仕事を希望するので、よほど難しい条件や事情でない限りはサインに応じる可能性が高いです。
彼らが好きな仕事を選んでくるのではなく、雇用主様に選ばれた人達が来られるのです。

もし時間的な余裕があるのであれば、ヘルパーさん探しのスタートは、３〜４ヶ月前がお勧めです。その時期が最も次の仕事を探し始めるヘルパーさん達の数が多いからです。また海外からの呼び寄せも選択できます。

最近契約更新をされた雇用主様とヘルパーさんです。長く雇用関係を続けられるのは良いですね。

※
雇用契約は２年ですが、双方ともに途中で契約解除できる権利があり、急にヘルパーさんが辞めることは珍しくありません。
また共働き家庭が多く、赤ちゃんや幼児、或いは介護が必要なご家庭は海外からヘルパーさんを呼び寄せ待つ時間がありません。

契約を解除する為には、１ヶ月前に雇用主様からヘルパーさんへ伝える場合と、逆にヘルパーさんが雇用主様へ伝える場合があります。
あとは即日に辞めさせる事も出来ますが、その際は１ヶ月分の給料と同額を支払う義務があります。ヘルパーさんが辞めたい場合はヘルパーさんが雇用主様に支払います。

用語説明
・ターミネーション（Termination）雇用主様がヘルパーさんを解雇した場合の言い方
・ブレイクコントラクト（Break Contract）ヘルパーさんが辞職した場合の言い方
・ペイメントリィウオブノーティス/ （Payment in Lieu of Notice）１ヶ月前の告知をせず契約解除をしたい側が相手に支払う費用
・ミューチュアルアグリメント（Mutual Agreement）双方合意の上での雇用契約解除の際によく使われる用語

皆さまからもこのコラムで取り上げてしほしい質問などありましたら、LEI公式LINEよりチャットでご連絡くださいね。

昆 久子（こん ひさこ）
静岡県出身。大阪の短大を卒業後、熱海のホテルに就職。その後ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在。帰国後都内で派遣事務、料亭やホテルでの配膳業務、カスタマーサポート等、多種多様な業種に携わる。
その後、結婚を機に香港生活をスタートし、日本語教師になる。
離婚、永住権取得を経て2017年、HKO Arigatoo Limitedを設立し今に至る。現役日本語教師。愛犬家。

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