2018/02/20
冬の寒さも落ち着き、外出が楽しめる季節がやってきましたね!なんて言ったって夏が長い香港。暑くなく、寒くなく、この過ごしやすい時期だからこそ行けるハイキングにお出かけされてみてはいかがでしょうか。ハイキングコースとして有名な”ドラゴンズバック”は気持ちの良い風が吹いていました!
2月18日、旧正月の3日目にあたる日曜日、主人と2人でドラゴンズバックへ行ってきました。昨年の夏からずっと「行きたいね」と話していたのですが、この暑さではハイキングなんて出来ない、と行くタイミングを逃していたんです。
ドラゴンズバックは、香港島東部にあるハイキングコース。丘の頂上を縫うように歩くことが龍の背に乗るよう、また龍の背骨のようであることからこの名が付きました。アジアベストハイキングにも選ばれています。香港の中心地から40分ほどで行くことができる抜群のアクセスの良さで、都会の喧騒から離れて自然を楽しむことができるので大変人気です。
港島線筲箕湾駅を降りA3出口バスロータリーから9番のバスに乗ります。この日は連休のなか日に加え、前日雨だったこともあり、長蛇の列ができていました。40分後にやっとバスに乗車できました。登山口まで20分もかからない距離なので、今から思えばタクシーを使っても良かったなと思います…。
登山口に到着すると、可愛い看板がお出迎え!みなさん記念撮影をされていました。では、出発です。道のほとんどは階段となだらかな坂。階段の高さが一段一段違うので少し疲れますが、足元に注意しながら進んでいきます。ところどころ景色が開けて絶景が見えるので、「わぁ気持ちいい〜!」と歓声があがります。小学生低学年のお子さんから70代80代のご夫婦までたくさんの方がハイキングを楽しんでいました。小型犬や大型犬を連れて一緒に歩いている方もいらっしゃったので、ペットとも楽しめるコースなんですね。ちなみにどのワンちゃんも飼い主から大きく離れたり吠えたりすることはなく、よくしつけがされているようでしたので安心でした。
出発から40分ほどで景色の良い場所に到着したので、持って来たお弁当を食べてひと休み。近くにいたグループはビールを持って来ていたり、音楽をかけながら談笑していたりしていて、とても楽しそうな休日だなぁ。
お腹も満たされたので、シェクオーピークを目指して再出発!ここからは山の尾根を辿っていきます。開けた景色を見渡しながら、遠くまで続く道を歩くので、本当に龍の背に乗っているような気分になります。道端の白い石もなんだか龍の背骨のよう。
シェクオーピークの展望台からは、シェクオー、タイロンワン、トンロン島までの絶景が待っていました!すこし風もあって、いい気持ち。みなさんいろんな方向で写真撮影をされていました。
この先は帰り道です。例によって階段の高さが一段一段違うので、足元にご注意ください。日頃運動不足の私には膝が笑ってしまい大変でした。道中はこんな可愛い看板が幾つか立っているので道に迷うことなく帰れます。時々鳥のさえずりも聞こえてきて、癒されます。1時間半ほど歩くと出口、すぐ近くにバス停も見えました。休憩時間を省くと3時間ほどのハイキングでした。
このまま真っ直ぐ帰る予定でしたが、急遽予定を変更して、スタンレーに行くことにしました。タクシーで10分ほどHK$50ちょっと。ふらりと入ったお店でビールとハンバーガーを食べました。運動後のビールは沁みる〜!来てよかった!このコースは本当にオススメです。朝イチからハイキングをして、お昼ご飯をスタンレーで食べるのもいいかも。
夫婦二人ともに運動不足解消のために行ったけれど、結局消費カロリーよりも摂取カロリーの方が高かったかも笑。でも、都会の香港で自然を五感で楽しむ機会となりました。
<今回のポイント>
- 入り口には仮設トイレがあります。ですが、水も流れず手も洗えず、あまり綺麗ではないので、事前に済ませてから登った方が良さそうです。
- 足元がボコボコしているので、底の厚い靴を履きましょう。今回私はランニング用の底の薄い靴で行ってしまい、とっても疲れました。
- ウェットティッシュが大活躍。手を洗う場所がないときに、汗をかいてリフレッシュしたいときに、とっても便利です。
香港のハイキングコースは他にもたくさんあるそうです。いい気候のこの時期だからこそ楽しめるハイキング、ご夫婦で、ご家族で、ご友人と、お出かけされてみてはいかがでしょうか。
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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