2026/06/02

香港は、街中にウォールアートがたくさんあることでも知られていますが、今回ご紹介するのは、「壁画とAR」が同時に体験できる場です。尖沙咀のK 11Artに隣接するモンドリアン香港ホテルの壁画に描かれた、人間性と花や蝶の精神性を織り交ぜたサイバーパンク的壁画アートに、スマートフォンやタブレットをかざすことで、壁画の上に生き生きとした映像が発生、展開するAR映像がダブルで楽しめます。映像は、水槽が現れ、魚が画面から飛び出して実際の空間に泳ぎ出す仮想演出があり、観客はまるで水中に飛び込んだような没入体験を楽しめるそうです。
これはHeart to Hartプロジェクト と言って、ホテル(Hotel)、エンターテインメント(Entertainment)、アート(Art)、リテール(Retail)、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の頭文字を組み合わせたHeart と、ホテルのあるHart Avenueにちなんで名付けた公共アートです。
今回の会場にもなったモンドリアン香港ホテルは、2025年に開業。ビクトリア湾を望めるラグジェリーホテルで、単なる宿泊施設ではなく「文化的キャンバス」としても位置づけられていて、地元アーティストとのコラボレーションや国際的な芸術交流を積極的に行い、ホテル自体を文化発信の場としています。
実は今回、この壁画の上に誰かが落書きをしたという事件が発生し、急遽香港のアーティストのUncle AWSによる補修を描いてもらったそう。主催者のジュリーさんは「壁画も立派なアートなので、破壊しないように人々にも理解を求めたい」と語りました。とはいえ、修復の模様もイベントとして開催し人々への啓蒙活動とするあたり、パワフルな香港らしいですね。修復の様子をREELでご紹介したのでご覧ください。ちょっと行って試してみたくなりますよ!
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Heart to Hartは、IAE(International Art Exchange) が主導し、香港芸術発展局(HKADC)の財政支援を受けています。さらに「Year of Czech Art in Hong Kong 2026」の一環として、チェコ総領事館と香港のパートナーが協力しているアートプロジェクトです。
モンドリアン香港ホテル(Mondrian Hong Kong)
8A Hart Avenue, Tsim Sha Tsui, Hong Kong
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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