2022/10/12

メニュー:メニュー(英語: Menu)は、料理の品目を示した表であり、客が選択可能な料理の一覧的な小冊子、またはボード(張り紙)などのこと。(Wikipedia「メニュー」の項より)

 

 

今でこそ日本やアジア各地の大都市でも目にすることが増えた茶餐廳ですが、本場・香港にある茶餐廳の数は実に1,000店以上!※ 道理で街を見渡せばどこにでも茶餐廳が目に入るわけです。改めて数に表すとその多さに驚きますね。

その多さゆえに、

「あまりに多すぎて、どの茶餐廳に行ったらいいかわからない!」

「だいたい広東語はわからないし、繁体字は読めないんだけどどうしたらいいの?」

「印刷物はまだしも、手書きのメニューが暗号にしか見えない!迷ってしまう!」

という方もいらっしゃるかもしれません。そんな紳士淑女のみなさんにも、ぜひ茶餐廳に行ってもらいたいという一心で、茶餐廳愛好家のわたしが茶餐廳のメニューをちょっとだけ解説いたします。

 

 

まずは時間帯別のメニューです。

開店からだいたい11時頃までは「早餐」と呼ばれるモーニングセット。ここで登場するのは「公仔麵(インスタント麺)」や「通粉(マカロニ)」。日本でも忙しい朝に駅構内の立ち食いそば店でささっとそばやうどんを啜るのはよくある光景ですが、茶餐廳での朝食メニューもまさにそんな位置づけです。さっと出てきて、すぐ食べられる。茶餐廳の真骨頂ですね。

もう一つの選択肢「三文治餐(サンドイッチセット)」の方が比較的オーダーしやすいかもしれません。「鷄蛋(たまご)」や「餐肉(ランチョンミート)」、「番茄(トマト)」といった具材を1つか2つ組み合わせればいいので、単語さえ覚えれば自分の好きなサンドイッチをオーダーすることができます。ただし「烘底」と伝えないと、パンはトーストされずに出てくるのでご注意ください!

 

 

茶餐廳が本領発揮するランチタイム、この時間には「是日午餐・晩餐(本日の日替わりランチ・ディナー)」や「快餐」、「特餐」といった名前のセットメニューを求めて多くのお客さんがやってきます。店によって少しずつ異なるものの、たいていの店は1番から5番や、AからDなどで記されたメニューが店内の入口や壁、テーブルに貼られているはずです。手書きメニューの書き崩しすぎたのか達筆なのかわからない文字や、同音異字で置き換えられている暗号化されたメニューを解読できた時の喜びは、毎日の食事を少しだけ豊かにしてくれるような気がしますが、これを読み解くのはあまりにも難解なので諦めましょう! 迷ったら、メニュー名の末尾の「飯(ライス)」か「意粉(パスタ)」か「麵(麺類)」をその日の気分で選んでみるのもあり! 茶餐廳は気取らないお店ですから、かしこまらずにフィーリングで選んだって良いのです。

 

 

「そうは言っても、やっぱり心許ないわ…」という方は、日本語メニューや写真入りメニューのある茶餐廳に行ってみるのもいいかもしれません。尖沙咀や灣仔にある「旺記冰室 Mon Kee Café」は日本語メニューがありますし、香港の主要な繁華街に展開している「翠華餐廳 Tsui Wah Restaurant」では日本のファミリーレストランのように写真入りのメニューが充実しています。

 

みなさん、今日こそはぜひ勇気を振り絞って、茶餐廳へ行ってみませんか!?

 

 

※出典:香港01「茶餐廳VS冰室 十八區邊到最多? 人均消費平貴與餐廳命名有關!」2021年8月8日(2022年9月7日閲覧)

 


akiramujina

九龍を拠点に「茶餐廳愛好家」を勝手に名乗り、ほぼ毎日茶餐廳や冰室に足を運んでいる在港日本人。
趣味は旅行と茶餐廳めぐり。コロナ禍で旅行ができない今は年100店以上の茶餐廳訪問と、年300杯以上の港式奶茶を目標にしています。
どこへでも行くフットワークの軽さが自慢ですが、どこへでも食べてばかりいるせいで自身の重さが悩み。
TwitterとInstagramでも食べ物の話ばかりしています。

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