2019/12/04

これまでのいきさつはこちら

カーペンターでSPRUE Ltd.のオーナーでもあるジョッシュさん(写真下)から以下の提案をもらいました。

 

ー木材は色々長所短所があり、机に適した硬い素材のものを選ぶ必要があること。

ー木材にも高額なものと、一般的なものがあるので予算にあった木材を選ぶこと。

ーどんなテーブルが欲しいのかスケッチを描いて送ること。

ー木材は費用がかかるので、足を鉄製にすればかなり抑えられること。

ーどのような仕上がりが希望かを決めること。

(例えば、木の幹のカーブを生かした仕上がりにするか、長方形に切るか。机の表面の手触りや、ニスの種類など。)

 

工房で木材を色々見せてもらい、色を比較したり、臭いを嗅いだり、硬さや重さを実際の角材で感じてみたり。木の表面を手で触り、どのような仕上がりが好きかなども、ジョッシュさんに丁寧に教えてもらい、お陰で自分の中のたくさんの「好き」を発見しました。

(写真:左ホワイトメープル、右アカシア アカシアの方が少々硬いもののほぼ材質は変わらない)

 

結果、木目が明るく比較的硬く、一般的な木材として値段がお手頃なホワイトメープルを使うことに決定。また側面はまっすぐに切ってしまうのではなく、ナチュラルな木の幹をそのまま使う仕上がりをお願いすることにしました。ホワイトメープルは、幅の広い木材は手に入らないので、厚い1枚の木材を2枚にスライスして継ぎ合わせて作ることにしました。

 

表面の仕上がりは、なるべく木の感触が残るようにして欲しいと希望をだしたところ、ニスやレジンなど使わず、オイルだけで仕上げようということに。気になるお値段ですが、テーブルとしてはサイズが大きいので「HK$17500程でできる」とのこと。ジョッシュさん曰く、こういったテーブルは、もしも何年かして手放さないといけなくなったとしても、価値はあまり下がらないよ、と。とは言え当初の予算よりかなり高めで迷ったのですが…、我が家では生活の中心にある要のテーブル。清水ではなく、グランドキャニオンから飛び降りるつもりでお願いすることにしました。

 

色んな意味で胸の高鳴りを感じながら、ジョッシュさんの宿題にとりかかりました。

早速自分が思い描く理想のテーブルを描いて恥ずかしながら(上)ジョッシュさんに送りました。デザインのこだわり(笑)は、これまでの四隅に足がついたタイプのシンプルなダイニングテーブルはやめたこと。狭い空間で立ったり座ったりすると、机の足が邪魔になって動きにくいことがあったため、今回は内側に足がある方法で提案してみました。(ここでわたしの中で迷いが生じて、高さ70cmでと書いたのですが、やはり考え直して、後に68cmに変更してもらいました)

そして素人の気持ちを汲み取ってくれたジョッシュさんのデザイン画がこちら(上)。

机の木板の厚みは、4cmをリクエストしましたが、大きなテーブルだと年数が経つにつれて板が曲がってしまう可能性があるので、裏面に鉄のサポートを渡すとのことでした。また足は真ん中の2本で支えることに。もちろん依存はございません!(笑)

 

しかしここでカスタムメイドの醍醐味ともいうべきちょっとした問題が勃発しました。

最初の問題は、当初の話では厚さ10cmほどのホワイトメープルの木材を1枚購入し、それを2枚にスライスして並べて幅85cmのテーブルを作る予定でした。しかし、今回購入できたホワイトメープルの幅が思ったより細く、2枚に繋げても60cmくらいにしかならないとのことで、予算内で別の木で継ぎ足してもらうことに。つまり2枚ではなく4枚を継ぎ足して、幅85cm以上のテーブル板を作ることになりました。ホワイトメープルの木材はカナダの東と西のそれぞれの木を使うことになりました。

 

こちらが購入した木材の1つ。

 

しばらくするとまた問題がでてきました。今度は購入した木材のうねりを整えたら、板が厚さ18mmになったとのことでした。このまま使用するのは問題ないのですが、当初40mmでお願いしていたので、わたしのこだわりを知るジョッシュさんは、別の木でやり直しても良いと言ってくれました。隅々まで指定するうるさい客で大変申し訳ない気持ちもしたのですが、今回は後悔したくないという思いが強く、もう1回作り直してもらうことにしました。ジョッシュさん曰く「カスタムメイドにはつきもの。こだわるからこそのカスタムメイドだから」と、気持ちよく承諾してくれました。

(写真上)うねりが大きく、削ったら薄くなってしまったものー。こちらは4枚板をつなぐ予定でした。

 

一方、土台となる足の方は着々と制作が進み、いち早く完成!(写真下)

 

最終回につづく〜。(いよいよ完成です。公開は来週の水曜日です!)

https://hongkonglei.com/diymydiningtable3/

 


カスタムデザインの家具を制作する場合、デザインから完成まで8週間から10週間かかります。Sprueのカタログから選ぶ場合は4週間で納品となります。ご興味のある方はまずは相談してみることをおすすめします。

 

今回ダイニングテーブルの制作をお願いしたのはSprueのチームの皆さんです!

カナダ人のジョッシュ・マニングさん率いるメンバー

https://sprue.hk

WRITER書いた人

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