2024/02/03

旧正月のこの時期は、香港では縁起の良いものであふれていますね(笑)。その中で、おそらく香港の家庭では旧正月に誰もが食べるであろう年糕(北京語:ニャンガオ、広東語:ネンゴウ)と呼ばれるものをご紹介します。

年糕といえば、どこでも買えるほど手軽なものではありますが、今回は香港を訪れると必ずおすすめされる、ミシュランにも輝くチャイニーズレストラン嘉麟樓(スプリング・ムーン)の年糕をご紹介します。こちらの年糕は、おいしさのみならず、パッケージからしても素敵なギフトにもなるという品の良さが売りです。

年糕とはもち米を蒸したお餅のこと。中国語では、一年成長し、最高の年という意味の「年高」と読みが同じであるため、縁起物とされています。旧正月に大切な人や家族と年糕を食べるのが習慣となっています。味は甘くないものと甘いものがあります。

ではいくつか、嘉麟樓の代表的な年糕をご紹介しましょう!

「招財進寶」蘿蔔糕(「幸運と財宝」大根餅)
日本人にはお馴染みの大根餅です。香り高い干し肉と貝を使ったレシピで、口の中に豊かな風味が広がります。作り方は、食べやすい大きさにスライスして、フライパンで弱火で焼くだけ。ご飯やおつまみとして熱々を食べてください。

「美景年年」年糕(「毎年美しい景色」旧正月餅)
高級もち粉と黒砂糖を使ったモチモチの年糕。シンプルで程よい甘さで、お茶請けに、家族やお友達とのお茶の時間に最高です。こちらも食べやすい大きさに切って、フライパンで焼いて食べます。

そして今回、わたしたちがおすすめするのが、こちらの蒸すタイプの年糕です。大根餅も旧正月餅も味の違いはあれど街でよく見かけるのですが、この棗皇糕は特別です!

「蒸蒸日上」棗皇糕(「日を追うごとに豊かになる」レッド・デーツ餅)
知る人ぞ知る人気の棗皇糕(レッド・デーツ餅)は、嘉麟樓(スプリング・ムーン)の定番。「蒸蒸日上」というネーミング通り、日を追うごとに豊かになることを願って旧正月に食べるそう。デーツの赤が縁起の良さを引き立たせます。ほのかなココナッツの香りがする三層仕立てで、タピオカ入りなので他の年糕よりもさらにモチモチ度がアップしています。食べ方は、食べやすい大きさにカットして、100℃で8分ほど蒸しますので、油っぽさが苦手という人にも良いですね。こちらは甘い味になります。


それでは「蒸蒸日上」棗皇糕のー開封の儀を!(笑)

嘉麟樓(スプリング・ムーン)のアール・デコ調のインテリア・デザインにインスパイアされたパッケージデザインがとてもおしゃれ!これはレストランの象徴でもあるステンドグラスの窓に中国茶を連想されるモチーフ。色とモチーフが見事にマッチしていますね。

 

開けてみると、中から、素敵な旧正月のメッセージカードが。イラストはレストランの内装。上に描かれたのが箱のデザインにもなったステンドグラスです。

 

中国茶器の切り抜きがかわいい。QRコードを読ませると簡単な商品と作り方の説明があります。

プラスチックの容器に密閉された形で入っているので、これを小分けに切り分けて、蒸して食べますよ!

三層になってます。

商品は冷蔵庫に入れて保管し、一旦開封したらすぐに食べてしまうようにしてくださいね!

詳細はこちら


さてさて、こちら追加情報です!

あれから開けて調理しましたのでその様子をご紹介しますね。とっても簡単なので参考にどうぞ。

それでは皆様の1年が最高の年となりますように!

 

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