2024/08/07

暑中お見舞い申し上げます。8月に入りましたね。カッと晴れたかと思うとスコールのように雨が降ってきたり、いつもの香港の夏空ではない感じがします。水分こまめに摂ってくださいね。

今回は、ちょっと脱毛から離れて、IPLのフォトフェイシャルについてお話ししたいと思います。

IPLとは、” Intense Pulsed Light “(強い間隔のある光)の略で、ある一定の波長域の光が幅広く照射できるのが特徴です。よくレーザーと間違えられるのですが、レーザーではありません。レーザーは一定の波長を持つ光になり、波長を変えることはできません。IPLは波長が変えられるのです

レーザーもIPLも黒いモノ(毛ならメラニン色素)に反応して熱が発生するので脱毛に使用されるのですが、IPLはお肌にあるメラニン色素、つまりシミやくすみなどにも反応してメラニンを分解する事もできるのです。

それが「フォトフェイシャル」と言われる施術です。聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、「フォトフェイシャル」と言う単語はルミナス ビー ジャパン(株)が商標登録を取得されてます。例えば、「エレクトーン」はヤマハ(株)の商標登録ですし、「サランラップ」や「宅急便」、「セロテープ」などもそれぞれの会社が商標登録を取っています。

話が横道にそれましたが、そう言う事情で(笑)フォトフェイシャルを「フォト」と以下記します。

フォトと脱毛は同じマシンを使いますが、照射する波長が違ってきます。

フォトをすると、ひとつの症状ではなく、シミ・そばかす・小ジワ・ニキビ痕、赤みなどの複数の症状に同時に働きかけることができます。
フォトの光はお肌の基底層に届き線維芽細胞を刺激する事により、コラーゲンの生成を促します。乾燥肌の方はお肌の潤いを甦らせます。また、定期的に施術する事により、今後でき得るであろうシワやシミになりにくいお肌になります。

シミは程度にもよりますが、瘡蓋になり剥がれていきます。
当店にも「シミ取りできますか?」とお問い合わせがあるのですが、シミだけ取りたいなら、シミ取りレーザーでピンポイントの施術をお伝えしていました。
フォトとは、一言で表すならお肌全体の若返り美肌メンテナンスだと思います。
医療の現場では、ゴールドスタンダードと言われるほど安全で効果が認められる地位を築いています。

フォトのマシンも進化しており、去年10月に当店も最新型を導入し、その進化ぶりに驚きました。

シワ、たるみ、美白、毛穴引き締め、ニキビ、くすみ、シミなどに特化した波長が出るフィルター(写真下)を装着する事で、お悩みにアプローチする事ができます。

今までのフォトでは、1回全顔100〜150ショットだったのが、何と10倍の1,000〜1,500以上ショットになります。

今までのフォトでは、体感がある人ない人、差がありましたが最新型では皆さん体感していただけます。

高周波(RF)の搭載によりフォトRFとなり、肌を引き締めながらリフトアップ。
もうひとつは、コラーゲンの活性化による美肌生成と言う相乗効果が得られるのも魅力の1つとなりました。

今まで、フォトってイマイチピンと来なかった方も、香港で22年IPLに携わってるわたしが久しぶりに感動したフォトRFを、トリプルフォトRFで体験していただきたく、忙しさにかまけて(笑)更新してないブログに詳細アップ(8/18)致します。是非お楽しみに!

西田先生のブログ:https://ameblo.jp/nishida-ipl/


西田美保

2000年京都で初の「京都レーザークリニーク」を歯科医師の元夫と経営する。2002年香港で初の日系脱毛専門店「NISHIDA IPL PROFESSIONAL CENTRE」を立ち上げる。2024年で香港22年目を迎える。他の脱毛店では真似のできないオリジナルメソッドで無毛に導いてゆく。元歯科衛生士。AEA認定エステティシャン。

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