2017/05/13

美しい立ち居振る舞いを作る最適なメソッド

 vol.3 目線を上げてハツラツ美人に

パソコンやスマホなどを日常的に使うのが当たり前の現代、わたしたちは普段の生活で下を向く姿勢ばかりとっています。下を向くと自然と首が曲がり、そして背骨が曲がり、猫背に……。うつむきがちで猫背の人は、暗くて自信なさそうな印象を与えてしまいます。第一印象で損をしてしまうなんてもったいない!

ポイントとなるのは「目線」です。目線を上げると、身体は自然と上に伸びます。外を歩くときは近くのビルより遠くのビルを見るようにしてみてください。ちょっと先の空間を見て歩くと、姿勢がスッと良くなり、ハツラツとした印象になります。あごを数cm上げるイメージ、とお伝えするとわかりやすいでしょうか。あごを上げると目線が変わります。実は「こんなに上げていいの?」と思うくらいでちょうどいいんです。

バレリーナやダンサーは目線とともに身体を動かしていきます。たとえば、身体をねじるときは斜め上後方を見るなど、目線と身体の動きは連動しているのです。バレエのレッスンのとき、わたしは「指先を鼻で見なさい」と教えています。バレエは観客とダンサーが遠いので、メッセージをはっきりと送る必要があります。指先を鼻で見ることで目線を上げると、身体全体でダイナミックな表現をすることができるのです。

目線を上げるだけでパッと華やかな印象になり、美人度がアップします。気になる首・顔のシワもできにくくなり、肩こりも解消、姿勢や体型にも変化が生まれます。顔まわり・首まわりの美しさを保つためにも、日ごろから目線の位置を高くする意識を持ちましょう。

ugaeri-san魚返 佳代


6歳よりバレエを始める。コンクールで優勝後、英国セントラルオブバレエスクールに留学。
アジアダンス芸術特別賞受賞。日本バレエ協会バレエリトミック指導1級。
女性雑誌『25ans』ビューティー・メダリスト審査員を務める。
Ballet blanc Entertainment Co.,Ltd設立。
Ballet blanc


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