2023/12/11

こんにちは！マヤ暦アドバイザーのChikaです。前回の「種まきしてますか？新しいことに挑戦するなら今です！」でお伝えしましたが、10月21日からスタートしたマヤ暦の新しい260日サイクルの起承転結における「起」の期間が終了しようとしています。

「えぇっ、わたし乗り遅れちゃったわ・・・」という方もご安心ください。自然とそのようなエネルギーの中でチャレンジしたことや出会いがあったはずです。もしくは、自身の課題と感じることやこの分野を深めたい、とか大切にしていきたい・・・といった新たな気付きはありませんでしたでしょうか？

さて、「誕生・種まき」の時期であり、行動こそがすべて！ といったエネルギーの第１の城の52日間が終わり、そこで顔を出した沢山の小さな芽たちの中で、どれを残していこうか見極め、それに一層磨きをかけていく「鍛錬・洗練」の時期となります。第一の城でできたものが、本物になるためにゆすぶられる期間といわれています。余分なものをそぎ落として断捨離していくこともお勧めです。

わたしが第一の城の期間に繰り返し痛感したことは、ありのままの自分でいることの大切さでした。現在いくつかの仕事をかけもちしているので、時間がいくらあっても足りない・・・という感覚にとらわれていることが多く、その上家庭のことも物理的にこなしながら、息子に精神的に寄り添うことも必要。それらが上手くまわらず、至らない自分自身にイライラしてしまったり、ひいてはそれを息子にぶつけてしまったこともありました。そんな日常の気付きをダイアリーに書き綴りながら見直してみると、自分自身が母として、妻として、社会人として、長女として、地球人として他力本願の人生を歩んできたのではないかと気付かされたような気がしました。誰かが望む何かになろうとしている。ある日息子が言い放ちました・・・「ママって負けを認められないよね」と。わたしは挫折の少ない人生をのほほんと生きてきたので、自分の弱さや至らなさをひたかくしにして、傷つかないようにそれなりに武装して取り繕ってきた部分があるなぁと改めて気付かされました。もっとありのままで無理せず、頑張りすぎず、気を遣い過ぎず、ダメな自分を取り繕わずに受け入れようと。

そのためにも、思考に偏りすぎて過去や未来のことで思い悩まないよう、呼吸法などで「今ここ」を感じるように練習を続けています。Hong Kong LEIのコラムに掲載がある、笹木里絵さんから学んだ「レイキ」も最近はなくてはならないものです（かなり怠惰な実践者だったのですが改めて向き合っています）。

考え込んだり悩んだりすることをやめると、様々なところからメッセージが届いていることに気付きやすくなります。自分が進みたい方向に関する情報をもっている友人が現れたり、違和感を感じることに自分自身を重ねて気付きにつなげたり・・・ネガティブな出来事さえも前向きなものに変換することができるようになります。自分自身が今まで培ってきた思考の癖を変えることは時間が掛かりますが、まずそれに気付いていくだけで、大きな変化となりますよね。自分磨きの期間ともいわれる第２の城では新しいエネルギーを取り入れながらも、余分なものをそぎ落としてさらに身軽になっていきたいと思います。

さて、これからやってくる『赤い空歩く人の13日間（12月12日～12月24日）』は「人の成長を助ける」「世のための人のための志」でさらにエネルギーが高まります。今の自分の「立場」「現状」をしっかり認識した上で、周囲の人の手助けをいかにできるか・・・そんな意識で行動をおこしていくことが大事です。頭で考えるだけでなく、実際にその現場へ足を運んでみることで、その空間からアイデアやひらめきをいただけることが多いもの。

また、何かトラブルの際には、自分の「正しさ」にこだわっていないか、振り返ってみてください。「正論」はときとして相手を傷つけるものです。多くの視点をもってみましょう。

そして「赤い空歩く人」の後は『白い世界の橋渡しの13日間（12月25日～１月6日）』がめぐってきます。人は一人では幸せになるのに限界がありますよね。夢の実現、心の豊かさや経済的豊かさも人とのつながりがあって初めてもたらされるもの。人と人とをつなぐ橋渡しをしてみることや、自分自身も会いたかった人に会いに行ってみることでエネルギーが高まります。「死と再生」「あの世とこの世の橋渡し」という意味合いもありますので、先祖先人に思いを馳せる時間を作り、感謝の気持ちで過ごすことも大事です。「死」とはすべての手放す瞬間。自分の思うように状況をコントロールしたい！ というエゴを手放して、天にゆだねる気持ちでいると良き流れがやってきます。

ちょうど年末年始という絶好のタイミングにぴったりのエネルギーですね。大いにそのエネルギーに乗って新しい年をお迎えになり、良き時間をお過ごしください。

Chika

マヤ暦アドバイザー
静岡県出身。イギリス留学中に出会った香港人の夫との縁で2008年来港。

健康＋農業＋環境＋教育がライフワークテーマ。
真の健康は人それぞれ違いがあり、潜在意識に秘められた本来の役割使命に気付くことからスタートすると実感し、マヤ暦を学び始める。

2022年から13歳の息子と日本で生活中。

instagram chika_happywellbeing