2025/01/27
もうすぐ節分ですね! 香港時代は、「節分の豆」を手に入れそびれて、折り紙を丸めた豆で代用したこともありました(笑)
節分は、「季節を分ける」という節目の行事で、もともとは立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前日を指していましたが、現在では立春の前に災厄を家から追い払うための儀式として行われるようになりました。
中国の「追儺:ついな」という儀式が元になっていて、四つ目で金色の仮面をかぶり、全身を熊の毛皮で覆った「方相氏:ほうそうし」という人が、呪文を唱えながら鬼の仮面をかぶった人を追い払うというものでした。
日本人幼稚園で、鬼に扮した先生に豆を投げる行事も用意してくださり、鬼が怖くて泣いてしまう子もいましたが、鬼と呪文を唱えながら暴れる金色の四ツ目が出てきたら、大パニックになりそうですね(笑)
豆は「魔を滅する=まめ」の語呂合わせですが、大豆は昔から日本に根付いていた食材です。
今回は、そんな大豆のことを特集してゆきます☆
大豆って、どうやって畑に生えているのでしょうか?
大豆はさやの中で大きくなります。大豆=枝豆です。
枝豆は、大豆が若い状態で収穫されたものです。完熟したものが大豆。
そして大豆が発芽した白い芽が、もやしです。
こうして写真を並べてみると、「確かに同じものだ!」とわかりますよね。
スーパーで売っている状態しか見ていないと、元の姿は見当もつかないものがたくさんあります。ぜひ、お子さんに教えてあげてくださいね^^
加工されるとさらにわからなくなりますが、日本にも香港にも、身近に大豆製品がたくさんあります。
味噌・醤油・腐乳(11月のコラム参照)・豆鼓(黒大豆の塩漬け発酵食品)など大豆や豆腐の発酵食品や、日本では高級なイメージの湯葉も「腐竹」と書かれ、スーパーで手ごろに手に入ったり、飲茶に使われていたりしますね。
香港では豆腐製品に「腐」という字が使われますが、「腐っている」のではなく「柔らかい」という意味だそうなので、安心してお召し上がりください(笑)
大豆を発酵させて食べることによって、大豆が自分の身を守るために持っている「フィチン酸」という植物毒成分などを変化させて、無害化して食べることが出来ます。
栄養価の高い大豆は毎日でも食べたいですが、毎日常食するには発酵させた状態のものをオススメします☆
冷ややっこや豆乳は、身体の熱を発散させる作用も強いので、積極的に利用するのは熱がこもりやすいタイプの方や、夏の暑い時期に! など、食べ方の工夫で今よりもっと大豆を活かすことが出来ますよ♪
日本で少し前に話題になった「植物性ミートを使ったハンバーガー」は、香港にいた頃に見かけて食べてみたなぁ……と思い返しました。香港のほうがヴィーガン人口も多く、普及が早かったのでしょうか。素晴らしい取り組みですが、最近たくさん出てきた「植物性ミート○○」の中には、植物性でおいしく仕上げるために、食品添加物がモリモリに入っているものもあります。謳い文句やイメージで飛びつかず、内容をよく見ることで、本当に自分を健康にする食品なのか? がわかりますね^^
大豆だけであと3回分くらい、書けそうです(笑)
他にも大豆製品を選ぶ時の注意点や、大豆を摂ることの素晴らしさがたくさんあるので、ブログやInstagramに続きを書きますので、読んでみてください☆
次回は2月末の更新……別れの季節でもありますね。
帰任の時に買ったものや、日本で新生活を始めた時のことを書きます♪
吉田美佳
給食大嫌いな、元超小食&偏食っこが、夫の駐在帯同により香港で子育てスタート。
育児書を見ながら奮闘するも上手くいかず、イライラ疲れたママに……。
そんな時「食養生」に出会い、自分がみるみる疲れ知らずに変化、育てにくかった子供も明るく朗らかになり、身も心もとても楽になって、家族全員、6年間病院いらず。
こんなに楽になるのなら全てのママが知ってほしい! と感じ、講師活動を始め、講座やオンラインサロンを主宰している。簡単健康レシピも配信中!
Instagram: https://www.instagram.com/gohan_mikan
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