2025/10/24
今年9月、湾仔(Wan Chai)のホープウェル・モールに登場した、ワンダフルワールドWHIMSY(歓楽天地、The Wonderful World of WHIMSY)をご存知ですか?
ゲームセンターみたいなものかと思っている読者の方もいるかもしれませんが、実際に行ってみたところ……、ゲームセンター100倍パワーアップバージョン!! でした。
雨の日でも、風の日でも、残暑厳しい日でも、小さなお子様からご年配の方まで、モールの中で快適に、めちゃめちゃ楽しめるワンダフルワールドWHIMSY。ぜひ皆様にご紹介したいと思います。
写真提供 Dynamic Duo
ホープウェル・モールに入ったら、まず14階まで上がってください。駐車場を囲うように大きく3つのエリアに分かれています。
最初にご紹介するのは、一番奥にあるエリア。
中に入ると……めちゃくちゃ広くて明るくて、きれい!
昭和の、薄暗くてタバコくさいゲームセンターのイメージとは大違いです。
そして、見てください! ゲームがとても近未来的。
VRゴーグルをつけて乗る『VRスカイライド』。身長制限130cm以上。料金HK$70(会員価格)。写真提供 Dynamic Duo
こちらの『VRスカイライド』(VR飛行電單車、VR Sky Ride)では、今話題のVR体験ができちゃいます。VRゴーグルをつけ、最新マシンにまたがって、空の旅へGo! 身長制限もありますので、小学校中・高学年以上からがオススメです。
お兄ちゃん、お姉ちゃんが『VRスカイライド』をやっている間、弟、妹チームは、こちら『農場エクスプレス』(農場快車、Farm Express)はいかがでしょう?
色鮮やかな『農場エクスプレス』(農場快車、Farm Express)。身長110cm以下のお子様は要付添い(無料)。身長110-130cmのお子様には半額で大人の付添いも可。料金HK$60(会員価格):写真提供 Dynamic Duo
カラフルでかわいいニワトリ達の背中にのって、光り輝く農場を走り抜けます。インスタ映えも間違いなし! 好きな色のニワトリをゲットしましょう。
さて、家族全員揃ったら、次は、モールの中にいながらにしてジェットコースター体験ができる、こちらに行ってみましょう。
『アーク・スクリーン劇場』(環幕影院、Arc Screen Theatre)。身長80cmから乗車可。80cm-110cm の子どもは要付添い(無料)。料金HK$60(メンバー価格):写真提供 Dynamic Duo
『アーク・スクリーン劇場』(環幕影院、Arc Screen Theatre)。乗り物に乗り、シートベルトを締めて……大画面を前にスリル満点ジェットコースター体験ができます。あんなものが飛び出してきたり、こんなものが降ってきたり……普通のジェットコースターではありえない、興奮度100%の乗り物です。
大画面といえば、もう一つ。将来、暴走族になることを夢見ている、そこの君! 交通ルール違反をしていいのは、映画とゲームの中だけですので、こちらのバイクにまたがって思う存分遊んでいきましょう。
©Hong Kong LEI
その他にも、子どもが大好きなバンパーカー(ドリフトします!)や、白を基調にしたメルヘンチックなメリー・ゴーランド、子ども用ミニボーリング、雪国をテーマにしたボールプールなど、小さなお子様連れの方に楽しんでいただけるものも盛りだくさんです。
ミニボールが敷き詰められたプレイエリア『ジョイフル・ボールプール』(歓楽波波池、Joyful Ball Pit)。身長100cm以下のお子様は要付添い(無料)。身長100-130cmのお子様の場合、大人一人半額料金で付添い可。料金HK$70(会員価格)写真提供:Dynamic Duo
もちろん、UFOキャッチャーなどの、魅力的な景品をゲットできるゲームもあります。ゲームで勝ち取った景品は、キャンディ1つだって、格別ですよね!
写真左、UFOキャッチャーには人気のサンリオキャラも並んでいます。写真右、ハンマーを叩いて得点を取るとチュッパチャップスが出てきます。©Hong Kong LEI
次のエリアは、これぞゲームセンターだ! というクラシックゲームたちのオンパレード。競馬ゲーム、エアホッケー、バスケットボール、ボール的当てゲーム、射撃ゲーム、楽しさと懐かしさで胸の鼓動が高まること間違いなし。
写真提供 Dynamic Duo
こちらも広くてとてもきれいです。また、このエリアでゲーム用カード購入ができます。カード購入および使用については、記事の最後に説明がありますのでご参考ください。
そして、最後のエリア。『スノーワンダーランド』(奇幻氷雪楽園、Snow Wonderland)。香港でも日本でも、屋内の子ども広場はよく見かけますが、こちらはなんと、一歩中に入ると、そこは北極という前代未聞のワンダープレイエリアなのです。
そこはまるで北極! 『スノーワンダーランド』(奇幻氷雪楽園、Snow Wonderland)。身長90cm以上から入場可。入場料金HK$138(メンバー価格):写真提供 Dynamic Duo
中はマイナス15度で人工雪が降っています。寒いので、入り口前のエリアで防寒着、手袋、靴カバー、それから子どもは雪で滑っても大丈夫なようにヘルメットをもらい装着します。
このように、防寒着、ヘルメット、手袋、靴カバーを装着してから入ります。©Hong Kong LEI
1セッション、平日は45分、土日祝日は30分。子ども達は、滑り台をしたり、雪合戦をしたり、また雪を掘ったりと、寒さを忘れ、ほっぺを赤くして、夢中になって雪遊びをします。が、付き添いの大人の方は、寒いので長ズボンで行かれることを強くお勧めします。
さて、最新型アーケードということで、支払い方法もとてもスマート。百円玉を入れて動かす従来のゲーム機とはちょっと違うので、こちらで解説いたします。
チケット販売エリアと、会員登録用の用紙 ©Hong Kong LEI
まずは、2番目にご紹介したエリアにあるカウンターでカードを入手します。もし会員登録をする場合は、ここで用紙に必要事項を書き込みます。登録にはHK$10かかりますが、会員になった方が確実にお得です。ご紹介した乗り物などは全て、会員料金が通常に比べHK$10安くなります。
ゲームには、コインではなく、全て仮想コインとしてのTokenを入れた、このカードが必要になります。現在、オープン記念でHK$1が1 Tokenに換算されます。またHK$200以上の購入から、数%のTokenが上乗せされます。例えば、HK$200支払うと210 Tokenがもらえ、HK$1200なら1320 Tokenがもらえます。
©Hong Kong LEI
ゲーム機には、コインを投入する穴の代わりに、このような機会がついています。カードを差し込む、もしくは、かざして、「游戲幣餘額」と書かれている横のボタンを押してください。すると、プレイに必要な分のTokenが引き落とされゲームが開始します。
ゲームによっては、ポイントがつきます。ゲーム終了後、緑色のボタンを押して、ポイントを集めましょう。ポイントが貯まると景品がもらえます。
乗り物やプレイエリアなどは、ゲートでカードをかざすと料金が引かれ、ゲートが開きます。
何か不明な点がある場合には、係の人に聞いてみてくださいね。
学校帰りに友人と、会社帰りに気になるあの人と、また週末の家族とのお出かけに、ぜひワンダフルワールドWHIMSYを訪れて、楽しい時間を過ごしてください。
詳細はこちらから。
The Wonderful World of WHIMSY 歓楽天地
住所:Shop 1403-1405, 14/F, Hopewell Mall , 183 Queen’s Road East , Wan Chai
開館時間:月―木11:00-20:00 金―日、祝および祝日前日11:00-21:00
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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