2017/08/13

1993年の初演から30カ国以上で500万人を動員し、7カ国で15以上の国際演劇賞を受賞した、体験型ファンタジーのパフォーマンス「スラバのスノーショー」。ピエロたちのパントマイムで舞台は進行し、ステージと客席が一体となるダイナミックな演出に、一回観た人でもまた行きたいと思わせるショーを編集部が子連れ体験してきました!

Slava's snow show スラバ

会場全体が大パニック!

月並みですが、物凄く面白かった。感動しました。何が良かったって、客席の一体感。そしてこの空間と笑い(と災難)を共有しているという空気感でしょうか!

色々仕掛けがあるんです。これでもかこれでもかと、まだまだここから、そして最後の最後まで。(でもここではネタバレしてしまうので言えません!)ワーワーキャーキャー言ってるうちに第1部が終わり、休憩に入るので、興奮冷めやらぬ観客達がロビーに出てくると、みんなの表情が明るく瞳が輝いていました。

slave snow show スラバ1

私は今回6歳の子どもと一緒に観劇しました。舞台の照明が暗い場面が多いので8歳以上対象ということでしたが、個人的には5歳くらいでも十分すぎるほど楽しめると思いました。20時開演でしたが、5〜6歳ぐらいの子連れの家族もちらほら見受けられました。

舞台は1部と2部に分かれていて途中休憩が入ります。幻想的で美しいステージの第1部、ショートコントのような第2部。基本的にセリフはなく、ピエロのコミカルな動きと豊かな表情でテンポよく進んでいくので、言葉の心配もなく、観ているものを飽きさせません。ピエロは客席にも乱入したりして、子供たちも身を乗り出して笑いっぱなし。

そして何と言ってもハイライトは、舞台クライマックスの演出です。(ショーの紹介文にもよく書かれているのでネタバレ可)、暴風雪、大吹雪が容赦なく場内全体を襲い、客席でも荒れ狂います。これにはあまりもの美しさと、感情の波がまるで吹雪となり場内でうねっているようで、感極まり思わず涙がこぼれました。

ちなみに座席は、できれば前から10列目くらいまでが特にオススメです。濡れることもあるかもしれませんが、楽しさ倍増でしょう。私たちはもう少し後部席でしたので、次回はぜひ前方を狙いたいと思います。大人も子どもも一緒に楽しめる最高の舞台でした。終演は21時45分。

帰宅後、カバンの中に紙吹雪を発見。こんなに入り込んでいるとは…あの吹雪本当に半端なかったです…

スラバ紙吹雪

どうかどうか来年も「スラバのスノーショー」香港公演がありますように!皆様にも是非ご覧いただきたいです。

by Hiro

コメントをありがとうございます。コメントは承認審査後に閲覧可能になります。少々お待ちください

Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。

Translate »