2017/07/10

贈る人も、贈られる人も、ワクワクと楽しい気分になれるスイーツのお店「POEM」が、ミシュラン星付きレストラン「Tate」の一階にオープンしました。
スイーツのクリエーターは、Tateシェフのビッキー・ラウさんと、パティシエのノカール・ローさん。緑色の光沢がヒスイのようなジャスミンアップルや、フルーツキャラメルのような味噌柚子など、色鮮やかなプチケーキはまるで真白な店内に咲く草花のようです。

シェフのビッキー・ラウさんは、元グラフィックアーチスト。ラウさんにとって食べ物は創造意欲を掻き立てられる強力なプラットフォームなのだそう。そのテーマは「食べる物語」。ラウさんは、休みになると町のあちこちを歩いてまわり、香港に古くからあるお菓子屋さんをいくつも訪ねてみるのだといいます。沢山のお菓子や街行く人々を見て歩いているうちに自然と色々なアイデアが浮かんでくるのだそうです。

まずはゆっくり鑑賞し、一つ一つのスイーツにどんな物語があるのか想像してみるのも楽しいですね。あまりにもキュートで食べてしまうのがもったいないのですが、迷わず口の中に放り込んでしまいましょう。ジャスミンや柚子、ゴマ、ラズベリー、抹茶など素材の持つ味が、優しい甘さと一緒にほんのりと口の中に広がります。フワッととろける触感にハートを捕まれます。シェフとパティシエ自らが一つ一つ厳選した良質な材料を使っているのがその美味しさの鍵なのだそうです。

「ポエムのケーキを、バースデイや記念日など特別な日に食べてもらい、優しいスイートな味と素敵な思い出を脳裏に刻んで欲しい」というのがお店の願いなのだそう。

お友達へのギフトとして、日本からの大切なお客様のおもてなしに、特別なお客様を訪問する際の手土産に最適なのではないでしょうか？

POEM 
 210 Hollywood Road, Sheung Wan, Hong Kong
 2555 2550
営業時間：月～水　11pm – 7:30pm　/　木～土　11:00 am – 8:00 pm / 日曜休