2017/03/14

美しい立ち居振る舞いを作る最適なメソッド

 vol.3 “動作美人” は1日にしてならず

クラシックバレエは500年の歳月をかけて人の身体の構造を研究し、どう動けばもっとも美しく見えるかを追求した究極の身体改造メソッドです。レッスンでは美しく動くことで、理想的な“美”を追求していきます。体型になんらかのコンプレックスがあるなら、それをもっとも手っ取り早く改善する方法がクラシックバレエのレッスンなのです。

　バレエによって美しい動きが身につくと、その人の美しさが数倍アップすると言ってもいいかもしれません。　「きれいだな」「美人だな」と思う人を思い浮かべてください。もちろん姿形が美しいというのも大切なポイントですが、いくら姿形がきれいでも動作がガサツだとどうですか？　しなやかに動く腕や手、エレガントな身のこなし…… 美しい人は、1つ1つの動きを「丁寧」に行うよう心がけているから、動きが洗練されているのです。

　では、どうしたら“動作美人”になれるのでしょうか。まずは身支度を整えるとき、その日着ているお洋服に合わせて鏡の前で好きなように動いてみてください。身体を斜めにする、かかとを上げてみる、ポーズを取ってみるなど、自分が美しいと思うあらゆる動きを身体に経験させます。そのとき、形としては美しくても、どこか微妙に力が入っていたり、緊張していたりする場合があります。そんなときは、毎日鏡の前でその動きを意識して行ってみてください。そして、少しずつその回数を増やしていってください。すると、いつしかその動作がクセになり、自然に行えるようになるはずです。
　“動き”は“美しさ”に大きな影響を与えます。あなたも“動作美人”を目指してみてはいかがでしょうか？

魚返 佳代

6歳よりバレエを始める。コンクールで優勝後、英国セントラルオブバレエスクールに留学。
アジアダンス芸術特別賞受賞。日本バレエ協会バレエリトミック指導1級。
女性雑誌『25ans』ビューティー・メダリスト審査員を務める。
Ballet blanc Entertainment Co.,Ltd設立。
Ballet blanc

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