2024/05/07
新緑の鮮やかな気候になるとともに、薄着になる季節になってきました。
薄着になりだす頃から、脱毛のニーズが増える時期です。脱毛デビューする方は脱毛店探しで、何をどう選んだら良いのか分からない方もいらっしゃるようです。
そこで、脱毛店の選び方のポイントや注目事項を解説していきます。
【担当制の重要性】
過去にコラムを既に5回掲載させて頂き、脱毛は複数回通わなければならない話をしました。
時間をかけて毛が無くなって行く過程があるので、それを把握してくれる毎回の施術担当は同じ方が望ましいです。
「前回はこうだったけど、今回はこうだった」と話すとき、施術者が毎回変わったら分かって貰いにくいです。
以前男性のお客様で、毛を剃っただけで皮膚が赤くなり、照射したら更に赤くなる体質の方がいらっしゃいました。しかし、脱毛の回数をこなすうちに照射のエネルギーも毛が細くなるにつれて高めても大丈夫な事が分かり、結果他の方と大差ない回数で脱毛できました。もし毎回担当が変わってたら、施術者ごとにこのお客様の赤みの反応を継続して経験してないので、照射のエネルギーを高めることが出来ず、中々キレイにならないか、かなり回数がかかってしまっていたでしょう。
施術者が毎回変わると、ただ照射するだけになってしまいます。お客様の毛を無くす責任感の高さは、毎回施術者が変わるよりも担当制の方が高いと言えます。
大手クリニックやサロンは、施術者が毎回変わる事が多いため、もし担当者を選べるなら選んで通う方がベターです。
【最新型脱毛機器や医療脱毛の落とし穴】
エステ脱毛で満足した結果が得られなかった場合、より高い効果が期待できる医療脱毛を検討すべくネットで調べているうちに、○○レーザーがいいらしいとか最新の○○脱毛機器がいいらしいなどという情報に行きつく場合もあります。
確かに最新型脱毛機器は高性能になっていますが、重要視すべきはドクターや看護師の、脱毛施術の経験値の方です。
最新型脱毛機器であっても、使用するドクターや看護師が脱毛施術の経験値が浅くては、無難な照射で終わります。つまり、毛が抜けづらいことにつながります。特に細い毛の場合、照射エネルギーを高めに設定しないといけないので経験値が無いと火傷などに繋がり易くなります。
機器が最新かどうかの前に、施術者のスキルや経験値がチェックポイントです。
【通う間隔が1年間同じ又は2年間同じはあり得ない】
カウンセリングにご来店された方で、他所で2年間毎月(!)VIOに通ってたのに、中々毛がなくならないと言う悩みの方がありました。メールでその連絡を頂いた時、薄く細くなった毛がまだあるのかな? と想像していたのですが、いざ拝見すると、まだ太い毛がしっかりと沢山あり、びっくりした事があります。
1ヶ月ごとの施術ということは、第4回コラムでお話したように毛周期の関係で、毛が殆どない状態の時期にも施術してるわけです。
その施術は必要でしょうか??
日本は以前のコラムにも記しましたが、リスク回避策やリスク回避志向の施術をしているところも多い為、近年脱毛20回しかも医療脱毛で、などのお客様も増えています。昔からしたらあり得ない、回数が多すぎますね。
なんとなくお店を決める前に、脱毛施術の質を吟味していただきたいです。
当店では、カウンセリングは無料です。先ずは些細なお悩みでもご相談ください。アドバイスさせて頂きます(施術以外は完全無料)。
西田美保
2000年京都で初の「京都レーザークリニーク」を歯科医師の元夫と経営する。2002年香港で初の日系脱毛専門店「NISHIDA IPL PROFESSIONAL CENTRE」を立ち上げる。2024年で香港22年目を迎える。他の脱毛店では真似のできないオリジナルメソッドで無毛に導いてゆく。元歯科衛生士。AEA認定エステティシャン。
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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