2024/09/03
香港の一大イベント、2024年の中秋節(9月17日)がやってきます。夜には、ビクトリア・ハーバー上空で中秋節をテーマにしたドローンショーが開催されたり(詳細は9月1日現在まだ発表になっていません)、ビクトリアパーク(9月12日~18日)のランタンインスタレーションや、無形文化遺産2024年大坑火龍舞、利東街(Lee Tung Avenue)のLED火龍など、さまざまな地区で中秋節のイベントが開催されます。
中秋節は香港の人にとって年間行事の中で最も重要なイベントの1つ。ムーンケーキ(月餅)フェスティバル、またはムーン(月)フェスティバルとも呼ばれ、満月の日、つまり旧暦の8月15日に祝われます。正確な日付は毎年異なり、2024年の中秋節は9月17日です。
中秋節は多くの習慣がある祭りです。伝統的に、中国の人々は月に感謝を表し、作物の豊かな収穫を祝います。また、幸運を祈り、月を愛でる機会でもあります。さらに重要なことは、中秋節は家族が再会し、離れて過ごした時間の後に一緒にいることを祝う時でもあります。
中秋節のお話はこちらー
LOOK INTO HONG KONG CULTURE ~愛しの香港第8回 Origin of Mid-Autumn Festival ~中秋節の由来~
ムーンケーキ(月餅)って?
中秋節に特に食べられる伝統的な中国の菓子です。円形をしており、月の満ち欠けを象徴しています。月餅は、家族や友人と分け合うことで、団らんや結束を表現する意味も持っています。中には甘い餡が入っており、代表的なものには、蓮の実のペースト、赤豆、ナッツや卵黄が含まれることがあります。現代では様々なフレーバーやスタイルがあり、バリエーション豊かです。例えば、月餅の皮に抹茶やチョコレート風味のものもあります。中秋節の際には、月餅を贈り合う習慣があり、お互いの関係を深める大切な食べ物とされています。
香港では月餅はいろいろなところから販売されているので、選ぶのが大変です。ここで紹介するのは日本人に人気のペニンシュラ香港ホテルの嘉麟樓の林鈺明エグゼクティブシェフの子ども時代の思い出にインスパイアされた胡麻風味の月餅。甘い蒸しゴマと蓮の実のペーストの生地は、家族と一緒に楽しんだ頃を思い起こさせてくれるそうです。香港の本格的な風味を楽しめます。https://www.peninsula.com/en/hong-kong/spring-moon-new-mooncake
自作月餅に挑戦したい人は!連載コラム「香港で見つけたちょっといいもの」をご覧ください!簡単な道具を使って楽しく作れる秘訣をご紹介しています。https://hongkonglei.com/hkiimono04/
利東街 (リー・トン・アベニュー)で開催
▶︎「喜魚・迎月」灯会
「喜魚・迎月」灯会 ”Moon Fest Lumiere”」では、800以上の伝統的な提灯だけでなく、金魚型の提灯も展示されます。これは、提灯職人によって作られ、伝統的工芸技術を味わえる場所にもなります。
開催期間:2024年8月31日 – 10月15日
時間:午前10時 – 午後11時(午後5時からライト点灯)
*このイベントは、9月17日と毎週金曜日、土曜日、日曜日および祝日に深夜まで延長されます。
▶︎LED火龍祭・火龍舞鼓賀中秋
18メートルのLED火龍は、色とりどりのLED電球で煙香を代替し、LED獅子舞やドラムパフォーマンスを組み合わせることで、火龍の無形文化遺産を再解釈します。家族や観光客は、近くでドラゴンパレードを楽しめます。
開催日:2024年9月17日(中秋祭)
時間:午後8時30分〜午後9時30分
場所:利東街 (リー・トン・アベニュー)沿い
▶︎無形文化遺産2024年大坑火龍舞、2024年は9月16日〜18日開催
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