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2025/08/17

今年の香港は雨雨雨、、、本当に雨の多い香港です。
村屋に住んでいると地面と近い分、ジトジト感じることが多いです。除湿機と布団乾燥機をフル回転であちこち乾燥させています。ついでにクローゼットも扉を開けて湿気を払うようにしています。ふと気がつくと、信じられないものが「カビてる!」なんてこともありますが、「まあこんなもんかな」とキリキリしないようにしています。

さて、村屋で暮らしている知り合いの猫ちゃん、レオくんが行方不明とのことでメッセージがまわってきました。村では防犯や心の癒しのために犬猫を飼っている人は結構多く、やはり田舎ということもあり、ベランダを開けた時にすり抜けて出て行ってしまうなんてことから、猫ちゃんは半家半外という昔ながらの生き方をしているのが多いように思います。気が向いたら外に出歩いて、夜になったら帰ってくるという。

時に、我が家の敷地にも首輪をつけた猫ちゃんが入ってきて、糞をして帰っていきます。半家猫とはいえ、警戒心のある目つきでこちらを睨みつけて、全くかわいげがなく、事が済んだらそそくさと姿をくらましていきます。糞はとにかく匂いがきつくて、半径3メートルぐらいはゆうに匂いますので、すぐにされたら気がつきます。

「猫を放し飼いにするな!」と怒る人もいるかもしれません。でも窓からみる外は大自然、猫だって家の中だけにいるのも辛いだろうなと思うのです。時々、家の前の村屋の窓からこちらを見つめている猫ちゃんと目が合い、そんなことを考えてしまいます。外で用を足す場所は、飼い主だってコントロールできないでしょうし、後は人々が「まあ、いいじゃん」っていう心の余裕が持てたらと思います。だって地球はわたしたちだけのものではないのですから。(でも何十匹も一斉にされたら心の余裕なんてなくなるかも分かりませんがー)

我が家の場合は、超音波とか、光るものとか、いろいろ試して、結局飲んだコーヒーの出がらしを撒くという方法で、入って来なくなりました。もしかしたら蛇にも効いているのかもしれません。。。ちなみに香港では黄色い硫黄の粉をへびが出そうなところに撒くという習慣があります。これは金物屋さんとかで買うことができます。

村屋暮らしをしていると、時々猪の親子が闊歩してる様子を見かけるし(ここは香港です)、島や新界の奥の方に行けば水牛も普通に歩いていたりします(ここは香港です)。村に住むと動物との場所の共有に関しては、許容範囲が広くなったなと思う人も多いのかもしれません。みんなが仲良く住めるというのがいちばん良いのではないでしょうか?

話を戻しますが、そんな生活をしている知り合いの猫ちゃんが最近行方不明になり、お家に帰ってきてないようで、飼い主の方がとても心配しています。家族同然の猫ちゃんが突然いなくなって、なんとか情報をとチラシにして張り紙をしたり、メールで送ってみたりしてるようです。とても胸が痛みます。

これって、子どもがティーンに突入して自立し始めてだんだん友人などと出歩く時間が増えてきた時に、心配するのと同じようなものなのかも。やはりかつてのわたし自身がそうだったように、心配だけど、それでも生き物の尊厳のために自由は必要、人間も猫も同じだよなと、今回の猫ちゃんの出来事と我が身を重ねながら自問自答するわたしです。

行方不明のレオくんが、一刻も早く見つかり温かい家族のもとに帰れますように。この猫を万が一見かけた方がいらしたらHong Kong LEI 編集部までご連絡ください。清水湾地域で飼われている猫ちゃんです。

 

 

 

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