2026/08/28

香港の3大イベントの1つ、街並みが年間で最も幻想的な輝きを放つ「中秋節(Mid-Autumn Festival)」が今年もやってきます。厳しい夏が通り過ぎ、夜風が心地よく吹き抜ける秋の夜長、満月を見上げて家族や大切な人と絆を深める伝統行事です。。2026年の香港のビクトリア・パークは、これまでよりさらにパワーアップして、かつてないほど刺激的で、ドラマチックな光に包まれます。
香港政府観光局提供 ビクトリア・パーク内地図
2026年9月17日(木)から27日(日)までの、11日間の間、ビクトリア・パークにて、今回初の試みとなる超大型イベント「国際ランタン・スペクタキュラー」が開催されます。世界20の国と地域から集まった多彩な文化、そして1,000年以上の歴史を誇る至極の伝統工芸が交差する、唯一無二の『光の体験』の見どころを先取りしてお届けしましょう。
香港政府観光局提供(予想イメージ)
東洋の伝統とグローバル文化が織りなす「光のプロムナード」
今年の香港の中秋節の注目イベントは、何と言ってもビクトリア・パークを舞台に繰り広げられる初開催の「国際ランタン・スペクタキュラー」。イベントのメインテーマに掲げられたのは「Reunion(団らん)」。家族や愛する人々が集い、同じ月を見上げる中秋節本来の温かな思いを、今年は国際的な視点で表現します。
会場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが「ワールド・ランタン・ブールバード(世界灯籠大道)」。世界20の国と地域から集結した3,000個以上もの壮麗なランタンがずらり並びます。
少しご紹介しすると、韓国・晋州(ジンジュ)からは『家族の健康と無病息災』を祈る繊細な光のシルクランタン。ブラジルのパッチワークランタンは、南米らしい情熱的なパッションと温もりに満ちた鮮やかな色彩のランタンが。ポーランドからは、東欧の伝統的な民俗紙切り技法を取り入れたノスタルジックな匠の切り絵ランタンが見られます。
『必見!4巨大ランタン・アート作品』
1,700年の歴史が息づく『南京・秦淮(しんわい)ランタン』の奇跡
中国の国家級無形文化遺産に指定されている『南京・秦淮ランタン』。1,700年以上の歴史を持ち、世界的に評価される名工チームが、今回のために4つの巨大アートランタンを特別制作。骨組み作り、貼り付け、絵付け、切り絵という4つの複雑で精巧な工程を経て作られる秦淮ランタンは、透き通るような鮮やかさと豊かな文化的象徴性が特徴です。一際美しくビクトリア・パークの夜を飾ってくれることでしょう。
香港政府観光局提供(予想イメージ)シャドウライト
1)シャドウライト(Shadowlight)
ビクトリア・パークのメインエントランスには、高さ8メートルの香港の象徴であるガジュマルの木からインスピレーションを得た、シンボル的作品が飾られます。幾重にも重なるカラーガーゼと繊細な光と影で、力強く伸びる根と生い茂るキャノピーを表現。香港が世界の人々を温かく迎え入れる姿を象徴しているそうです。
香港政府観光局提供(予想イメージ)ロータス・フィッシュ
2)ロータス・フィッシュ(Lotus Fish)
整然と並ぶ巨大なハスの葉の合間を、鮮やかな鯉たちが生き生きと泳ぎ回る作品。幻想的な光の戯れの中を散策しながら、生命感あふれる空間美に浸ることができます。
香港政府観光局提供(予想イメージ)ドラゴン・ゲート
3)ドラゴン・ゲート(Dragon Gate)
水面から美しく跳ね上がる一対の鯉が、しなやかな曲線を描いて大きな「円」を形成。調和と円満、そして幸運を象徴する、パワースポットになるでしょう!
香港政府観光局提供(予想イメージ)ムーンリット・ロータス
4)ムーンリット・ロータス(Moonlit Lotus)
水上に浮かぶハスの灯籠の上に、高さ7メートルにおよぶ巨大な満月ランタンが輝く幻想的な作品。模型舟用池を使って展示されます。水面に映り込む満月の光が、見る者の心を静かに揺さぶるでしょう。
『ノスタルジックな香港の情緒 – 香港ランタン・ガレリア』
最先端の国際的な展示だけでなく、香港人が愛してやまないレトロで温かみのある風情もしっかりと息づいています。
ビクトリア・パーク内の Hill Knoll Pavilion(ヒル・ノール・パビリオン)に登場する「香港ランタン・ガレリア」では、地元の職人がひとつひとつ心を込めて手作業で作り上げた400点以上の伝統ランタンが飾られます。
頭上に広がるのは、ウサギ、スターフルーツ、金魚といった昔ながらの可愛らしいクラシックなモチーフ。元朗(ユンロン)の大橋市場にある有名な「ランタン・ストリート」を彷彿とさせるノスタルジックで色彩豊かな空間は、香港の古き良き伝統とローカル文化の温もりに満ちあふれています。香港好きにはたまらないスポットになりそうです。
『伝統の味を堪能する、地域限定月餅と街全体の賑わい』
中秋節のもう1つの楽しみといえば、やはりおいしい「月餅」です。9月17日(木)から20日(日)までの4日間、会場内のサウス・パビリオン・プラザで、歴史ある慈善団体「保良局(Po Leung Kuk)」とコラボした特設月餅マーケットがオープンします。月餅は、サクサクとしたパイ状の生地が香ばしい伝統の味『上海風・蘇州式月餅』や、甘みと塩気が絶妙なハーモニーを奏でる贅沢な逸品『雲南ハム月餅』や、滑らかなタロ芋ペーストや黒餡、緑豆餡がたっぷり詰まった人気の味『潮州式月餅』など、中国本土各地の珍しいご当地月餅から香港名物までが一堂に会し、ランタン散策の途中で本格的な秋の味覚を味わうことができます。なお、売上収益はすべてチャリティとして寄付されます。
『大坑(タイハン)の舞火龍(ファイヤードラゴンダンス)』
香港の行事を肌で感じたい方は、ビクトリアパークのすぐ近くの大坑で、9月24日(木)~26日(土)に足を運んでみてください。香煙をくゆらせた巨大な龍が街を舞うダイナミックな伝統行事『大坑の舞火龍』は忘れられない香港のイベントになるでしょう。
昨年の大坑の舞火龍の様子をご覧ください。
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香港政府観光局提供(予想イメージ)香港ランタン・ガレリア