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2026/08/23

2026年9月11日(金)より、『微光 〜剥がされた記憶に輝く〜香港看板工房「新興」の娘によるコラージュアート』展が開催されます。娘とは現在東京を拠点に活動する香港出身のアーティスト May So(メイ・ソウ・蘇小妹)。本展では、「手でちぎり、剥ぎ取る」独特の紙材コラージュ表現を用い、香港の伝統的な手描き看板職人である父親で、『新興看板』工房の蘇(ソウ)親方の職人精神と、May自身が歩んできた人生の記憶を重ね合わせ、歳月とともに失われていった歴史の断片を再構築します。

May の父・蘇親方は、香港の街を彩った看板の黄金時代を支えたベテラン職人。Mayは幼少期、父の旺角(モンコック)にあるのわずか50平方フィート(約2.8畳)の狭い屋根裏看板工房で、アクリル板の保護ステッカーを剥がす作業を手伝うなど、光と影、素材と手仕事に囲まれた原体験が、彼女の視覚的感性の基礎となったそうです。

Mayと父の蘇親方

蘇親方が香港で制作した海天堂の看板

 

Mayは香港で広告デザインの仕事を経て、2003年のSARS流行下で生命の尊さに目覚めたそう。「もっと自分らしく生きていきたい」と、オーストラリア・メルボルンにあるRMIT大学で美術学士を取得、その後夫の仕事の転勤で日本へ移住しました。父の職人哲学である「想い描くことができれば、この両手で形にできないことはない」を受け継ぎ、ちぎり絵のアーティストとして活動を始めました。

作品では、手でちぎった紙の質感で、親方が制作してきた看板の 『亀裂』と『温もり』の記憶を表現します。時代とともに街から姿を消しつつある香港の看板文化ですが、父から受け継いだ職人魂と家族の絆は「微光(かすかな光)」となり、新たに東京の地で輝きを放ちます。


【特別トーク】消えゆく街頭の光〜香港看板工藝と街の記憶〜トークへ申し込みのご案内

月21日(月・祝 / 敬老の日)、香港から蘇親方をお迎えし、娘でアーティストのMayとともに特別トークが開催されます。職人としてネオンが輝く黄金時代を支えた親方から、看板制作の舞台裏と、移ろいゆく香港の街の記憶を聞くことができます。参加者からの質問も受け付けるそうです。

日時: 2026年9月21日(月・祝)10:30〜12:00
会場: Victoria 1842
参加費: 3000円 (税込み)、ご来場の際に支払い (現金のみ)
家族のストーリーを込めた特製 ZINE(小冊子)がプレゼント

定員:18名
参加申し込み:https://peatix.com/event/5133989


「微光 〜剥がされた記憶に輝く〜 香港看板工房『新興』の娘によるコラージュアート展」
 会期:2026年9月11日(金)〜 9月27日(日)
 開廊時間: 金曜日:14:00 〜 20:00(※ 9月18日 は休業)、 土曜日・日曜日:12:00 〜 18:00
入場料:無料
住所:東京都新宿区払方町 15-10(市ヶ谷駅または牛込神楽坂駅より徒歩7分)

質問はMay Soまで
メール:share_artually@hotmail.com

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