2023/10/16

皆さんこんにちは。
HKO Arigatoo Limitedです。

わたしはいつも日本のYahooニュースを読んでいるのですが、最近あるニュースがふと目に止まりました。
それは、埼玉県の”子ども放置条例案”に多くの反発の声があがり、その条例案が取り下げられたという記事です。
その記事のコメント欄はほぼ、その条例を批判する声で埋め尽くされ、改めて国が違えば常識が違うということを感じました。香港では幼い子どもを1人にしてはいけないという事は当たり前の事なので、もしかしたら、このニュースを読んだ香港人や香港に暮らして長い方、またご自身の国でも同じような条例がある方々は日本でそれが人々に受け入れられず反発が起こる理由を想像するのは難しいかもしれません。

※香港では子どもを1人で留守番させたり外出させたりする事で起こった事件や事故に関して、保護者の監督責任が問われます。その内容によっては処罰される事もあります。

Cap 212. Section 27

Cap. 212 Offences against the Person Ordinance (elegislation.gov.hk)

 

香港ではこれが当たり前の事として認識され常に大人が見守る環境で暮らしていけるのには、ヘルパー文化が社会に溶け込んでいるということ、その制度が整っているからだと思われます。

結婚して子どもが産まれるというタイミングでヘルパーさんを雇い始め、そして子どもが成長し自立出来る時期に雇用を終了するご家庭は多いです。

そこで今回は香港でヘルパーさんを雇う理由というテーマでお話し致します。

ー自分の時間を持てる

多種多様な生活習慣、仕事、趣味等との両立がヘルパーさんを活用する事で得ることができます。

ー心の余裕が増える

ゆとりのある生活でご自分の理想的な生活が手に入れば、現在の自分の立ち位置が見え、将来の方向性をも考えられる余裕が生まれます。

ー不在の時を心配しなくて良くなる

外出先や用事によってはお子様を連れて行くのが難しい場面が多々あります。ヘルパーさんがいれば、外出も仕事も趣味も旅行も思うように行う事が出来るようになります。またペットを飼っている方はペットホテルに預けずヘルパーさんにお世話をお願いする事が出来るのは安心ですし、ペットも快適にお留守番が出来ますね。

香港に移住したばかりでヘルパーさんを雇用した事がない方、不安をお持ちだった方の多くも、ヘルパーさんがいる香港生活を楽しんでいらっしゃいます。
異なる文化、価値観を持つ外国人ヘルパーさんを迎え入れる事で、生活の中で生きた異文化理解を深める機会を得る方が出来たり、英語を上達させたり、日本ではなかなか得られない子ども達の価値観を育てます。

大好きなアンティーとのお出かけ。

さて話は変わりますが、4年以上アルバイトで働いてくれていた弊社のスタッフが大学の卒業を機に辞めることになり、9月から新たに別のスタッフが弊社の戦力として活躍してくれています。
香港生まれのフィリピン人、アレックスさんです。彼女にとって、この仕事は未経験の業種ですが、一生懸命に前向きに仕事に取り組んでいます。今では基本的な事は全て覚え、オフィスを任せられるくらいになりました。英語での説明は彼女も対応可能ですので、機会があれば皆さまも色々聞いてみてください。

 

退職したスタッフに花束を用意しました。喜んでもらえて良かったです。

 

ヘルパーさん達に、アドバイス等をしているアレックスさん(右奥から2人目)。若いながらもしっかりしてます。

皆さまからもこのコラムで取り上げてしほしい質問などありましたら、LEI公式LINEよりチャットでご連絡くださいね。



昆 久子(こん ひさこ)
静岡県出身。大阪の短大を卒業後、熱海のホテルに就職。その後ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在。帰国後都内で派遣事務、料亭やホテルでの配膳業務、カスタマーサポート等、多種多様な業種に携わる。
その後、結婚を機に香港生活をスタートし、日本語教師になる。
離婚、永住権取得を経て2017年、HKO Arigatoo Limitedを設立し今に至る。現役日本語教師。愛犬家。

Webサイト HKOArigatoo
Facebook HKOArigatoo
Instagram  hkoarigatoo

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