2024/06/24

今回は、今月のHello from Editor、香港ディズニー特集記事と併せてお読みいただきたく、香港文化とディズニーキャラがコラボした香港限定品をご紹介します!

ショップで目に飛び込んできたのはChip ’N Dale(チップ&デール)が香港という環境で遊んでいる絵。

チップ&デールは、シマリスのコンビです。名前の由来は18世紀に活躍したイギリスの家具デザイナー、トーマス・チッペンデール(Thomas Chippendale)から由来しているとか。トーマス・チッペンデールについて調べてみると、面白いことに彼はロココ様式やネオ・ゴシック調の家具をデザインしたり、中国からの影響を受けたシノワズリ調なものも大胆に取り入れ制作しています。家具材料にマホガニーを使った椅子は,リボン結びの精巧な彫刻で作られ、それをチャイニーズ・チッペンデールと言います。

早々に横道にそれてしまいましたが、そんなことを発見しながら、チップ&デールが香港の文化とコラボしたりしてるのは、必然なのではないかと、妄想推理が膨らみました(笑)。ウィキペディアによると2人のキャラクターはチップはしっかり者で、デールはちゃっかり者に描かれることが多いそう。外見上の相違点も、鼻の形や色、前歯の位置、目の大きさや、前髪、毛の色にまでそれぞれの個性があり、以下の動画でみると黒い鼻がチップで、赤い鼻がデールだそうです。

ということを念頭に置いて、彼らがシマリスのチップとデールです。ご覧ください。


どうですか?ちょっと2人の裏話がわかるとさらに興味が湧いてきませんか?
さて、チップ&デールに詳しくなったところで、いよいよ「ちょっといいもの」を見てみましょう。

香港ディズニーランドのショップコーナーには、チップ&デールと香港文化がコラボした香港限定商品がずらりと並んでいます。これから夏に帰省される方、もしくはお土産に買って帰りたい旅行者の方、はたまた日常で使いたい方も、とにかくかわいいのでぜひ注目してみてください。

昔、香港ディズニーランドホテルでやっていた、チップ&デールの太極拳イベントに遭遇したことがあります。「Tai Chi with Disney masters」というもので、選ばれたディズニーキャラクターとインストラクターがゲストの前で太極拳の披露し、一緒に練習するというものです。彼らは太極拳やカンフーとも馴染みがあるのです(笑)。

 

これはカンフーの神様、李小龍(ブルース・リー)がかつて練習するときに使っていた詠春拳カンフーの木人椿(もくじんとう)と呼ばれる木製の格闘技鍛錬道具なんだそうです。映画「Ip Man」でも主人公のIp Manがひたすらこれで練習してますね。ある意味香港でのカンフーシーンの象徴とも言えるものです。

Tシャツの胸元には2人が木人椿で練習している様子が刺繍で付けられています。

ワッペン:香港の紅茶とエッグタルト。これらも香港らしいデザインですね。

イヤリング:パイナップルパンとエッグタルト。香港にいるなら絶対一度は食べた方がいいですよ。

キーホルダー:香港の駄菓子スタンドや茶餐廳で食べられる物のモチーフが付いています。左のパイナップルパンに挟まっているのは厚く切ったバター。その隣は鶏蛋仔(エッグワッフル)。軽くてちょっと甘くて出来たてを食べるとなぜかとても懐かしい気持ちになります。ちなみに茶餐廳の食文化に関してはこちらのコラムをぜひぜひお読みください!きっとなぜこういったモチーフが使われるのかがわかると思います。

水筒:香港の人気ブランドCAMELとコラボしました。古き良き時代の香港を感じることができて、ちょっとおしゃれな形状です。

ポシェット、シャツ、トートバッグ

ドリップティー。(ドリップコーヒーではなくて、ドリップティーです!)

中身だけでなくパッケージもかわいい、香港限定品をお土産にいかがですか?

現在香港ディズニーランドの特集記事を公開中です。他にも香港限定品がありますので、こちらも併せてお読みください!

次回もお楽しみに!

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