2026/06/03
あまりにも生々しいのでAIにイラストを描いてもらいました。笑
我が家の5月はムカデとの戦いの1ヶ月でした。
ここに住んで4年になりますが、ムカデが出たのは初めてです。この1ヶ月で15匹には遭遇したと思います。しかもそのうちの1匹は夫の太ももをガブリと噛みつきました。
家の補修工事で真っ黒く日焼けした大家さんに相談したところ、「あはは。まあ村屋の地上階だからねー。仕方ないさ。殺虫剤を家の周りに撒いとくといいよ」と笑いながら答えました。笑えない緊急事態に、「それだけ?」と思ったわたしでした。
ことの始まりは、ある日玄関の近くで夫の悲鳴が聞こえたのです。それが5センチぐらいの体をうねらせて動く黒い虫でした。夫は速攻スリッパでパン! っと叩いて殺したのですが、Google先生に写真を送って聞いてみたところ「ムカデです」と返事が来ました。その時の信じられない気持ち。わかりますか?「絶対やばいヤツ」です。
実はわたしが子どものころ、父がムカデに手を噛まれ、グローブのようになったそうで、それ以来我が家はムカデ・トラウマがありました。小さいころから「ムカデには注意しろ」と言われ続けてきたので、「まずいことになった! 」と心底思ったのです。
なんと、ムカデの出現はその日だけではありませんでした。そこから毎日のように現れたり、2日見ないと思ったら次の日2匹現れたりと。だいたいいつも5センチぐらいの子どものムカデです。しかもムカデはあれだけの足を使って動くので、移動が早くモタモタしているとすぐに家具やカーペットの下などに入ってしまい見失ってしまいます。幸い黒光した体に脇がオレンジ色なので、視界の隅に入っただけで気がつきます。最初は飛び上がってオロオロしていたわたしですが、何匹も遭遇するうちにだんだん慣れてきて、見つけたらサッっとスリッパで叩いたり(汗)、掃除機で吸い込んだり(!?) する余裕が出てきました。家中の穴という穴は塞いでいるはずなので、入ってくるとしたら換気扇か、玄関のドアの隙間、もしくは窓の網戸の隙間なのでしょう。多分5ミリ程の穴があればスルッと入って来れると思います。決まって現れるのは、リビングの玄関寄りの場所。もしくは靴置き場。靴はとっても危険なので、履く時は靴を逆さにして中に何もいないことを確認してから履くようになりました。また、ベランダ付近もよく現れます。一度ベランダ近くのカーテンを這っているのを見つけて飛び上がりました。やはり外から侵入してきていると考えられます。むしろ家のどこかに巣があって、そこから発生してると考える方が恐ろしいー。
就寝中に太ももを噛まれた夫は、噛み傷は痛々しそうでしたが、物凄く腫れた風でもなく、痛みもさほどないとのこと。夫曰く日本のムカデと香港のムカデの毒性は、香港の方が弱いのだそうです。とはいえ、換気扇に網を貼り、穴をもう一度点検し、補修しました。
残念ながら我が家のヤモリさんたちはいることはいるのですが、最近静かで、全く働いていないようです。それかヤモリには大きすぎるのか? わたしは八つ当たり気味に「このための家守ではないの?」と心の中で叫びました。
すると、最近、全長30センチもありそうなトカゲがベランダをウロウロしているではありませんか! もしや彼は我が家に入ろうとするムカデを捕食しにきたのではなかろうか。捨てる神あれば拾う神あり! なんだかゴジラのテーマソングが流れてきて、かっこいいヒーローに見えてきました。なるべく生態系に沿って、ムカデを捕食したい方々に、我が家に入ってくる前に狩をしていただきたいものです。
基本的に雨が多く暖かく湿気ている5月はムカデが繁殖する時期だそうで、今まで身近に現れなかった方がラッキーだったのかもしれません。とりあえず、なるべくヤモリに影響のない場所で必要最低限の虫用の殺虫剤を屋外に撒くことにしました。以来、と言ってもまだ4日間だけですが、今のところ家の中にムカデは出現していません。これも地上階に住む村屋生活の醍醐味と言ったところでしょうか。涙 6月は平和に過ごしたいです。
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
コメントをありがとうございます。コメントは承認審査後に閲覧可能になります。少々お待ちください