2023/02/03

新年明けましておめでとうございます。
旧正月、香港は賑やかなお正月から通常モードに戻ったころでしょうか。
日本は1/22は日曜日、いつもと変わらない休日でしたが
思い立って家族と一陽来復で有名な神社にお参りに行ってきました。
元旦と旧正月と。
一月は2回ほど、シャン!となります笑
皆さんは2023年の決意や抱負はありますか?
新しいことを始めるもよし、続いていることを維持するもよし。
自分にとって少しでも楽しいことや良くなることを考える、ってワクワクしますよね。

 

わたしの今年の決意は漢字一文字で「信」。
子どもも自分の可能性も信じる!
できないと決めないでまずはやってみる、を2023年は継続していこうと思います。
行ってみたかった〇〇へ行く、
あの人に会いに行く、
気になっていた映画を観る、などの小さい願望から
少し背伸びした夢まで
やりたいことリストを書いてみよう。(1月末ですけどねw)

 

閑話休題。

 

前々回のコラム『第24回 子どもの姿は幼い頃の私。アダルトチルドレンから私を救う』に
さまざまな反響をいただきました。

 

子どもに似たような気持ちを抱くママ友だちや
自分もアダルトチルドレンだったことを初めて知った、
子育てでぶつかる問題は自分の中にあるなと感じていた、などのご意見を頂戴し
わたしだけではなかったと
書いた本人が1番、安堵しています。
励ましのお言葉をありがとうございました。

 

その後の子どもたちとの付き合い方ですが……
正直まだまだわたしの怒りがコントロールできないときも多く

 

こっちの都合で諸々うまく回っていないのに
そんな時に限って子どもがもたもたすることにイラッとしてしまったり
先日も息子が同い年の女の子の心を傷つけるような言葉を連発したときも
教えて諭すことが必要な場面で思わず叱責してしまったり、、、
「怒ってしまうのも仕方ない、人間だもの。」と開き直ることもありますが
「また怒っちゃったなぁ……」とひとり反省することもしばしば。
ただ、少しずつではありますが
以前より客観的に
怒りの原因を子どもや他者に、ではなく
わたし自身の中に探すようになれたことは
小さな進歩。

 

たくさん間違って、気づいて、直していく。
たくさん甘えて、なんでも話して、ニコニコご機嫌に過ごす。
わたしが子どもの頃にやりたかったこと。

 

心穏やかに子どもたちと過ごすために
きちんと自分の中に、怒りの種を見つけること。
そうすることで
アダルトチルドレンだった自分自身を認めて
許して、当時の寂しさを癒すことにも繋がっていける気がしています。
まだまだトライアンドエラーで、腹に落ちるまで修行の日々ですが
 今年、わたしは「信」と決意したので実践あるのみ。
ちなみに
子どもが本当はお友だちと仲良くしたいのに傷つく言葉を発したり
意地悪なことをしてしまう光景は
幼稚園の先生としては園児同士でよく見かける、とのことで
「言葉が未発達だと、知っている言葉の中でのコミュニケーションになるので
本心とは違う言い方になったり、パンチやキックになってしまうこともあります。
そのことを知った上で
子どもにも理解を示しながら上手に説明できると良いですよね」
とお話ししてくださいました。

 

いろんな角度から
親にも子にもポジティブな解決法を提案してくださる
幼稚園の教諭さんたち。
自分の価値基準だけでは思いつけない、たくさんのステキなアイデアを
わたし自身も吸収して子どもたちに伝えていきたいなぁ。
ということで、
怒らない。 あんまり怒らないw
心に凪を。

 

そんな日々を重ねていくべく
今年は「信じる」と決めた自分を信じてみようと思っています。

 

2023年も 皆さまの心と身体が健やかでありますように。

 


筆者プロフィール:  砂賀美希
日本、シンガポール、香港でモデル活動の後、2018年に第一子を出産。オーガニックについて学び関連のゲストスピーカーやWSを開催。香港で妊活中に東洋医学と出会い体質改善されたことがきっかけとなり、現在中医薬膳師の勉強中。2020年10月、第二子となる女児を出産。

Instagram  kimiganasu

 

コメントをありがとうございます。コメントは承認審査後に閲覧可能になります。少々お待ちください

意見を投稿する

Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。

Translate »