2022/06/01

パッと開けた時にフワッと香るコーヒーのアロマ。コーヒー好きでなくとも、素晴らしいコーヒーはその香りに酔うほどにうっとりとする瞬間を与えてくれます。それがおいしいコーヒーだと尚更。そんなコーヒーに出会ってしまいました。

コーヒーは大好きで毎日2〜3杯は飲むため、いつもそれなりにこだわって200g程度が入ったブラジルやエチオピアやホンジュラスなどのパックを気分によって買い分けています。わたしはプシューっと入れるカセットに入ったコーヒーよりも、毎度コーヒースプーンで測ってドリップで作るシンプルなのが好みです。定番はブラック。これまでもそれなりに満足して飲んでいたのですがー。先日、一杯づつ、個別包装されたコーヒーを頂いちゃったことで、わたしのコーヒーの観念が変わりました!

 

それが、なんと、「雲南コーヒー」なのです!

 

実は、前にも飲んだことがあったのですが、当時は全然おいしくなかったので、以来「中国のコーヒーはまずい」と思いこんでいました。でも中国雲南省のコーヒーは、進化していたのです。

中国といえば、お茶のイメージが強いですが、近年ではコーヒーの消費量は2018年までの12年間で5倍にも増えています。雲南といえば、少数民族が手がけるプーアール茶などのお茶栽培が有名ですが、標高や降水量などが中米とよく似ているために、アラビカコーヒーの栽培にも適しているんだそうです。そのため中国のコーヒー生産量の90%は実に雲南からのものなのです。

 

今回頂いたのは、COHEEさんの雲南コーヒー。個別パッケージを開けたとたんに、香り高く芳醇な、なんともうっとりな香り!
もうこの時点で、雲南コーヒーであることが信じられない気持ち。もう香りだけで十分楽しめた気分になりました。

 

パッケージには味は、brown sugar(赤砂糖)、 cranberry(クランベリー)、 orange(オレンジ)、 smooth(なめらか)とあります。益々楽しみに!

手順通りに淹れてみることにしました。

 

まず入れたてを飲んでみると「ん?」香りはいいが味が軽すぎるー。お湯を飲んでいるみたいです(ちょっと温度が高すぎたかもしれません)。 香り高い中国茶を飲んでるようでもあります。

 

ところが、驚くことに飲み進めていくうちに、コーヒーも少しづつ温度が下がり、だんだん味がはっきりしてきて、酸味があるものの、香ばしさとフルーティーさも加わり、かなりおいしい!! 飲んだ時に鼻に抜けていくまろやかでフルーティーな香りに、複雑で繊細な味!!まるで美しいクラッシック音楽でも聞いているかのような気持ちになり、この時点で気分が高揚して感動。胸が熱くなりました最近の香港の状況も加味してちょっと感情的に)。

 

冷めれば冷めるほど酸っぱくなっていくので、タラタラ飲んでると思った以上に酸っぱさだけになってしまいますが、少し低めの温度でサクッと飲むとすごくおいしいコーヒーだと思いました(もちろん酸っぱいコーヒーが好きな方にとっては、おいしくいただけるでしょう)。本でも読みながらコーヒーを楽しんでいるとどんどん味が変わっていくので、そういう意味ではおいしい時間が駆け足で過ぎていきます。

 

朝、さっぱりとスタートしたい時、または眠気覚ましに。そして何よりも、ちょっと気持ちを上げたい時や、幸福感を味わいたい時にどうぞ。良い意味で完全に期待を裏切ってくれた雲南コーヒー。一度は皆さんにも飲んでみていただきたいです。また、驚いたことに、完全に冷めたら酸っぱさがなくなって、深い味わいに!これは冷たくてもおいしい。アイスコーヒーにもすごく良さそうです。

 

そして最後に付け加えるとしたら、もちろん雲南コーヒーが素晴らしいからこそおいしいのですが、それに加えて豆に合った焙煎技術も大いに関係していることは言うまでもありません。

 

今回雲南コーヒーを頂いて、本当に心ゆくまで楽しませてもらいました。まだまだコーヒー栽培には日が浅いとはいえ、コーヒーの品質は劇的に向上し、こだわりの雲南コーヒーは、スペシャルティーコーヒーとして今後世界にその名を知らしめていくのだろうなと思いました。

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