2024/11/27

前回に引き続き、「おいしく腸内環境を整える方法」パート2をお届けします☆

前回のパート1では、腸内環境の良し悪しの目安と、日本人の腸にオススメの発酵食品について書きました。

日本人には、日本でずっと食べられてきた発酵食品が一番合っているよとお伝えしました。

発酵は先人の食糧保存の智慧なので、その土地でそれぞれ受け継がれてきたのですね。

 

香港独特の発酵食品というと、豆腐に麹をつけて、塩漬けしてじっくりと発酵させた「中国のブルーチーズ」とも呼ばれる「腐乳」があります。召し上がったことはありますか?

日本版だと、沖縄に「豆腐よう」という、島豆腐を発酵させたものがあります。

わたしは腐乳に一度チャレンジしたような気がしますが、二度目は無かったので、経験として食べて満足したのだと思います(笑)

せっかく香港にいらっしゃるので、ぜひトライしてみてください^^

 

腐乳……「腐る」なんて漢字が入っていると、食べても大丈夫なの? と感じたりするかもしれません(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)

「腐敗」と「発酵」は、食べた時に人間にとって良い働きをするか、良くない働きをするかの違いで、両者とも「食品を微生物が分解した結果、性質が変わったもの」です。

自然がやっていることは、いつも「循環」です。

食物連鎖による循環、花が咲いて枯れてまた種が落ちる季節が巡ることによる循環、地球に生きているものは、全て循環の中で生きるのが、一番自然で心地よいはずです。

だから、自然のサイクルに合わせて食べるものを変えていく「食養生」をやっていると、自然に身体の調子が整っていったり、小さな生き物「微生物」が食材を分解して作ってくれた発酵食品を摂っていると、心も身体も落ち着いて整ってくるのだと、わたしは思います(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠

ということで、今すぐ発酵食品を摂りたくなってきたでしょう?(笑)

簡単に出来るレシピを一つご紹介します☆

 

【香港でもすぐ作れる!しょうゆ麹】

《材料》

乾燥米こうじ /200g(日系スーパーで売っています) しょうゆ/380ml

《作り方》

① 殺菌消毒した容器に材料を入れ、1日1回混ぜて、常温で保存。甘味が出たら完成。これだけです。

 

本みりん50mlを加えてもおいしいです(みりんはアルコールを含むので、アルコールNGな方は加熱調理して使ってください)。

 

普通のしょうゆと同じように使うだけで、旨味はアップするし、腸内に善玉菌の良いエサをたくさん届けられます。

ヨーグルトなど動物性のものを発酵させる時より、エサが少ない状態の中なので、何とか生き延びようとして強い乳酸菌が育つのだそうです。

そして日本人にピッタリ♡

 

いかがでしょうか、親子でおいしく腸内環境を整えるのは思っていたより簡単に始められそうではないですか^^?

香港でも手に入る材料で、様々な発酵が楽しめます。もっとやりたくなったら、オンラインで一緒にやりましょう♪

腸内環境が整うと、免疫力も高くなり、美肌や精神安定効果も期待できます。

香港ライフを腸から幸せにしませんか^^

 

次回はもう今年の終わりの投稿となりますね!

来年を健やかに過ごせるように「保存版☆香港での1年間の食養生ポイント」をお届けします!


            吉田美佳

給食大嫌いな、元超小食&偏食っこが、夫の駐在帯同により香港で子育てスタート。
育児書を見ながら奮闘するも上手くいかず、イライラ疲れたママに……。
そんな時「食養生」に出会い、自分がみるみる疲れ知らずに変化、育てにくかった子供も明るく朗らかになり、身も心もとても楽になって、家族全員、6年間病院いらず。
こんなに楽になるのなら全てのママが知ってほしい! と感じ、講師活動を始め、講座やオンラインサロンを主宰している。簡単健康レシピも配信中!

Instagram: https://www.instagram.com/gohan_mikan

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