2025/06/27
毎日が忙しく過ぎていって、「ごはん作りに手をかけたいけど、そうもいかない……」というお悩みをお持ちのママは多いと思います。
わたしも立ったまま食べたことや、今日は「味噌乗せごはん」で良し! としたこと(けっこうおいしいですよ笑)など、何とか食い繋いで来た思い出があります。
食べたものはわたしたちの心と身体に大きく影響するので、身体を痛める食の習慣は「ちょっとくらい良いだろう」が積み重なって後々しわ寄せがくるものですが、「今日からこれだけとり入れてみよう!」という良い習慣も、ご自分とお子さんの未来のための健康貯金になっていくのです。
このコラムを読んでくださった直後からでも始めやすいのが、「塩」を見直すことです。
食養生を始める前は、醤油とみりんや、出汁のもと、タレなどで味をつけるので、調理に塩を使うのって、スパゲッティを茹でる時くらいだったような気がします。
塩の重要性に気が付いた今は、ほぼ何でも塩をひとつまみ振りかけてから煮たり炒めたりするようになりました。
醤油やタレにも塩が入っているって書いてあるし、それで良いんじゃないの?と思いますよね。
しかし、それだけではミネラルが足りていない可能性があるのです。
理由は、同じ塩は塩でもミネラル含有量や性質が、塩によって全く違うからです。
~塩の種類~
① 精製塩
いわゆる「食塩」「食卓塩」で、海水を電気分解し、化学的に塩分を抽出している。
塩化ナトリウム(無機化合物)99%。
② 天日干しした塩
海水を太陽の熱で蒸発させ、自然乾燥させて塩分を濃縮し作られる伝統的な製法の塩。
マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルを含む。
③ 再生加工塩
海外から輸入された海水またはイオン交換膜法により作られた塩を、再度海水で溶かし、人工的にミネラルとにがりを加えた塩。
特にこだわりとして書かれていなければ、普通の醤油やタレに使われているのは①の精製塩である可能性が高いです。
なので、併せて②の天日干しした塩を使うと他のミネラルも摂ることができますね^^
②の中にも海水塩(sea salt)、岩塩(rock salt)など種類があり、さらに産地や製法によってミネラル含有量が違います。袋の裏側をよく見てみると、マグネシウム〇mg~カリウム〇mg~と書いてあるものもありますので、色々見比べてみてください♪
岩塩だけを長期間摂ってゆくのはあまりオススメしないので、2~3種類の塩を気分によって使い分けるのも、偏らずその時合っているものを選べて良いですね♪
香港には自然の塩田があり、公開されているそうです。西貢(Sai kung/サイクン)の鹽田梓(Yim Tin Tsai/イムティンサイ)にあります。知らなかった~!! 見に行ってみたかったです。
塩って何なのか具体的にイメージできるようになる良い機会だと思うので、ご興味ある方はコチラのサイトを見て、訪問してみてくださいね^^
料金・セーリングスケジュール・施設見学 | Yim Tin Zi Yanguang Conservation Center(イムティンズィンジヤンガンコンサベーションセンター)
鹽田梓(Yim Tin Tsai) | Hong Kong Tourism Board
行ってみた方がいたら、ぜひコメントで感想を教えてください♪
吉田美佳
給食大嫌いな、元超小食&偏食っこが、夫の駐在帯同により香港で子育てスタート。
育児書を見ながら奮闘するも上手くいかず、イライラ疲れたママに……。
そんな時「食養生」に出会い、自分がみるみる疲れ知らずに変化、育てにくかった子供も明るく朗らかになり、身も心もとても楽になって、家族全員、6年間病院いらず。
こんなに楽になるのなら全てのママが知ってほしい! と感じ、講師活動を始め、講座やオンラインサロンを主宰している。簡単健康レシピも配信中!
Instagram: https://www.instagram.com/gohan_mikan
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