2019/11/17

中華料理で使用されるさまざまな種類の醬やソース。香港では、お店の調味料売り場へ行けば簡単に買うこともできますが、「自分で作れば無添加で安心だし、まとめて作って保存もできますよ」と、雲姐が家で作りやすいレシピをいくつか教えてくれました。さらに上級を目指すなら、ちょっとひと手間かけて、ぜひ手作りの醬を味わってみて。

 

「蒜頭豆豉炒苦瓜」に使う豆豉醤
<材料>
豆豉      75g
生姜      15g
陳皮      10g
ニンニク    20g
きび砂糖    小さじ2

<作り方>
1. 陳皮を水で柔らかく戻し、裏の白いワタを取る。
2. 豆豉を洗い、水気を切ってからみじんぎりにする。
3. 生姜をすりおろし、生姜汁を絞る(かすは捨てる)。
4. ニンニクをみじんぎりにする。
5. 全ての材料を器に入れ、蒸気の上がった蒸篭で30分間蒸す。
6. 熱を冷まし、消毒した清潔なガラス容器に入れる。冷蔵で3週間ほど保存可能。

 

 

「金銀蒜銀魚仔蒸勝瓜」に使うニンニクソース(金銀蒜ソース)

<材料>
ニンニク        50g(正味)
サラダ油        100cc
パクチー        10g
☆調味料
・塩          小さじ1/2
・きび砂糖       小さじ1/2
・醤油         小さじ1
・オイスターソース    小さじ1/2
・ナンプラー      小さじ1/2

<作り方>
1. ニンニクを粗みじん切りにし、3等分する。
2. パクチーを洗い、茎と葉の部分を分ける。
3. 油を160度で熱し、1/3のニンニクを入れ、中火で⻩金色になるまで揚げる。
4. 火を弱め、1/3のニンニクを入れ、軽く炒めたら、最後の1/3を加えてすぐに火を消す。
5. パクチーと調味料を加え、よく混ぜて冷ます。
6. 消毒した清潔なガラス容器に入れる。冷蔵で1週間ほど保存可能。


雲姐(ワンジェ)

料理研究家。香港に生まれる。幼少期、平日は祖母、週末は料理が趣味だった父の手料理を食べて過ごす。オーストラリアへ移住を経て、結婚を機に日本へ移り20年以上。中国国際薬膳師、発酵食品ソムリエ、発酵ライフアドバイザーの資格を持ち、中華圏および日本の食文化への造詣も深い。現在は、日本の人々に香港料理を伝えるべく東京で活動中。

人在東京 Prime Kitchen Labo

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