2021/10/25

こんにちは、希望(のぞみ)です。
前回に引き続き、わたしの編み物事情にお付き合いください。
今回は、かぎ針編みの毛糸やがま口の口金などを、こんな風に調達しています! というお話です。

がま口ショップをオープンする前、自分の楽しみのために編み物をしていた頃は、コロナもまだまだ心配だった頃でもあったので、もっぱら近場の「12ドルショップ」(日本でいう「100円ショップ」)で毛糸を買っていました。在庫が不安定なこともあり、お店に行った時に毛糸があったらここぞとばかりに大量に買っていました。レジの後ろに並んでいる人からの「なんでこんなに毛糸買うの?」的な視線に耐えながら……。

去年はステイホームでできる手芸が人気となり、手芸屋に長蛇の列ができたという日本のニュースを見ましたが、香港の12ドルショップでも、毛糸が入荷してもすぐ無くなる時がありました。
同じ12ドルショップでも、店舗によっては品揃えが違っていたり、手芸コーナーが広かったりします。店舗を見つけては手芸コーナーを覗き、「えーこれうちの近くの店では売ってない!」とか興奮しながらチェックしたものです。

がま口ショップをオープンしてからは、友人に毛糸専門店に連れて行ってもらいました。

観塘(クントン)駅の工業ビル内にある毛糸専門店「Yarn Mart

天井まで積み上げられている毛糸たち。ゆっくり見て選びたいのですが、店員のおばさまが「どんな糸が欲しいの?これ?これもあるよ?どれにする?」とせっつくので、ある程度の素材、色、玉数などを決めて行った方がいいと学びました。ネット注文もできるので、家でゆっくり選ぶことも可能ですが、画像や文字情報だけで選ぶと色味や糸の細さ、素材が思ったのと違った……となることも。

ネット注文に関して言えば、中国やイギリス、トルコのオンラインショップからも毛糸やがま口の口金を調達しています。特に、トルコのお店から夕方に注文した商品が、翌々日の朝に届いた時は驚きましたし、有り難いなぁと思いました。

海外のオンラインショップあるあるですが、USドル表記をHKドルだと勘違いすると大変なことになります……。

香港で手芸用品を調達するなら、忘れてはならないのが深水埗(シャムスイポー)の汝州街、通称「ビーズ街」ですね。

ビーズ、リボン、布、糸、毛糸、ボタン、金具など、手芸用品のいろんな物がこのストリートで揃います。狭いお店にぎっしり商品が並び、人とすれ違うのに一苦労。出入り口付近は人でわちゃわちゃ。そこがまた香港らしい!?
お目当てのがま口の口金。圧巻の品揃えです。可愛い季節もののリボンもあって、買わないけどいろんなお店をチェックしてしまいます。今は、マスクの手作りキットも売っています。

ビーズ街まで来たら、人気のマレーシア料理のお店まで足を伸ばしてランチ。
藍いご飯「ナシクラブ」と肉骨茶(バクテー)が、手芸用品を見て回り疲れた体にガツンと効きます。

最後に、わたしが今回買ったがま口の口金です。

二連の25cm、大きながま口です。これでバッグを作ろうと今からワクワクしています!

 

Shop Gamaguchi
@shop_gamaguchi



希望(のぞみ)
神奈川県出身。都内文学館で学芸員として6年勤務。出産後、大連2年、東京2年、香港5年の子育て生活を送る。大連では日本語教師、東京では司書を経験。香港ではライターとして活動中。

Instagram
@nozomi_crochet

 

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2 件の意見

  • Nozomi より:

    コメントいただきありがとうございます!香港で手芸品をお買いになる予定なのですね。コラムにも出てきたシャムスイポのビーズ街は、この1、2年で手芸店が減り、飲食店に変わったりしています。

  • 田中美智子 より:

    明日から香港?
    手芸品を買いに行きます
    楽しそうなお買い物。沢山あって買うものが決めららかしら?

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