2018/02/06

先日、九龍湾にて編集スタッフの打ち合わせがありました。終了後「この近くの食器屋さん知ってる?行ってみない?」と話が盛り上がり、編集スタッフ3名で粤東磁廠 YUET TUNG CHINA WORKSに行ってまいりました。所狭しと積み上げられた食器と繊細な絵付け、鮮やかな色合いが見ていても楽しく、ついシリーズで揃えたくなる、素敵な食器屋さんでした。

お店に一歩入ると目の前にはお皿の山、山…所狭しと積み上げられています。小皿、ティーカップ、大皿、なんでも揃っていて、手に取ればその絵付けの繊細さ色の鮮やかさに魅了されます。奥に進むと職人さんがひとつひとつ丁寧に手書きで絵付けされているところを見ることができました。

「みんな、お皿割らないようにしようね!」時々声を掛け合いながらじっくり選びました。お気に入りの柄を探し求めて宝探しをしているようで気分が乗ってくる3人。

 

編集長が選んだのは、2種類。ひとつはスープボールや、シリアル、たっぷりサイズのカフェオレカップにもなりそうなお椀。もうひとつはジュエリー用にも使えそうな、蓋つきの入れ物。お椀にはチャイニーズの上着が藍色で描かれて、片や蓋つきは、北欧の漫画ティンティンが大きなチャイニーズの壺から顔を覗いている様子が藍色で描かれていました。裏には HAND PAINTED IN HONG KONG  の刻印があり、気分があがります。


後日談ですが…家に帰って明るい部屋でよく見てみると、購入した全ての食器に手書きの色にじみや、はみ出し、色汚れがあり、ちょっとがっかりしたとか。その割に、お椀は1つ80ドル。こんな状態でも手書きなので愛嬌として捉えるべきなのかもしれないし、80ドルが高いのか安いのかよくわからないけど、有田陶器市などの食器でもあまり見ない、色のはみ出しかたでした。そもそも選んだ時の部屋は薄暗くてよく見えなかったから、もっとよーく見て買えばよかった、、、と、ブツブツ言っておりました。


私が選んだのは、お花の絵が美しいこちらの茶碗。1つHK$40。中国茶や緑茶を飲むときにピッタリと思って買いました。でも今は晩酌で大活躍、厚みがあって熱燗にちょうどいい(笑)。

スタッフMは、お皿に描かれたいちご柄の絵のタッチと色合いに惹かれ、ティーセットに描いてもらえるようお店の方にお願いをしました。︎欲しい食器に好みの柄をオーダー出来るのは嬉しいですね!出来上がりが楽しみです!

 

こちらを訪れる際のポイント

  1. 服装は身軽で行くべし!
    お皿がたくさんあります。引っ掛けて落とさないように、ロングスカートや袖口が大きく開いているものは避けた方が、スムーズにお皿を見ることができますよ。
  2. 荷物は預けるべし!
    リュックサック、手荷物は入り口で預かって頂けます。貴重品だけ持って入店しましょう。
  3. 値段を聞くべし!
    多くのお皿には値段が書いていません。少しでも気になったらお店の方に聞いてみましょう。手書きの繊細な絵付けと良い品質の器とお値段を合わせて検討してみてください。

 

素敵な柄がたくさん揃っていたので、何度行っても飽きない場所です。私はおひたしにぴったりの小皿が欲しいので、近いうちに行きたいと思っています。

粤東磁廠(Yuet Tung China Works)
[icon name=”map-marker” class=”” unprefixed_class=””]Unit 1-3, 3/F., Kowloon Bay Industrial Centre,15 Wang Hoi Road, Kowloon Bay,Kowloon, Hong Kong
[icon name=”phone” class=”” unprefixed_class=””]+852-2796-1125
営業時間:9:00~17:00 最寄り駅:MTR九龍湾駅

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