2023/01/05
あっという間に2022年から2023年へ!
わたしにとってこの一年いろんな事がありすぎました。ここでは書ききれないほど様々な経験をすることができて、良くも悪くも濃い一年だったと思っています。
香港内のコロナもピークに達し、フットワークが軽かったはずのわたしも、少しばかり腰が重くなってしまっていたのも正直なところ。でも、そんな重さも一気に解消される、長年の夢が叶う日が、遂に訪れてしまったのです。
昨年の香港映画界はとても賑わっていたと思います。先に書いた通り、コロナのピークによって映画館も数ヶ月閉鎖されて、映画館で味わう楽しみの制限もありました。
特に延期されてた映画祭が開催し話題作や俳優たちの受賞が、テレビ越しに観ていたわたしも興奮したのを今でも覚えています。興行成績にも変化があったようで、香港映画といえば~なハードな内容よりも日常的『香港らしさ』が取り入れられた個性的な作品が数多く公開されたと思います。
と、前置きはさておき、いつにもまして蒸し暑い夏の夜。
ちょうど疲れて眠りにつこうとしていた時に友人から一枚の写真が送られてきました。写真を見るなり覚醒してしまいました。
テキストの内容は「無間道(インファナル・アフェア)」を観終わった後、外出たら「黃(ウォン)警視」が目の前にいる……というメッセージ。
友人からのテキストに「黃警視が目の前に…」だと!?
「黃(ウォン)警視」こと黃秋生(アンソニー・ウォン)です。どういうことでしょう? と全く状況が飲み込めず。でも何回見ても黃秋生です。どうやらその時、2022年の興行収入1位になった「明日戰記」という映画のプレミア試写会に香港の著名人が大勢見に来ているという事でした。
キャストはもちろんよくテレビで見るあの人やこの人も! とたくさんいて、これは終わったら会えるのでは? との事でした。
もうこれは寝ている場合じゃありません。
大好きな香港明星に会えるなら行かないわけにはいきません。
慌てて唯一持っている彼の出演映画作品のTシャツを身に纏い、会場に向かいます。
会場につき友人と合流して興奮冷めやらずあたりを見渡すと、結構な数の人が出待ちをしていました(笑)数人の方と話してみた所、こういった明星が来るときは毎回といっていいほど通っているとのこと。彼らは「出てきたら明星と一緒にセルフィーを撮るんだ」とたくさんの実績を見せてくれました(笑)これはプロフェッショナルだ。
そこでわたしのお目当ては「黃秋生だ!」と言ったら、一緒に写真を撮るのを手伝うよと快く引き受けてくれました。
ほ、本物だ〜!
サインは家宝となりました。後に額装済
その時が来ました。順番に明星が出てきて、それだけでも痺れていましたが(ここでは割愛します)、遂に彼が出てきた時は卒倒しそうになったほど。
彼の作品Tシャツの話、ずっと好きでした〜と拙い広東語で伝えると日本語で「ありがとう!」といってくださって、握手、サインともう嬉しすぎて泣いてしまったほど。
最後に2ショットを撮り、一生の宝ものができたと興奮しながら家路につくのでした。
その日は朝まで眠れなかったほどです。
*この時着ていったTシャツは「八仙飯店之人肉饅頭」という作品のもの。
こちらも突然現れた劉徳華(アンディ・ラウ)と劉偉強(アンドリュー・ラウ)
また、2022年は「無間道(インファナル・アフェア)」の20周年でもあります。つい先日4Kリマスターの再上映がありました。ここでもIMAXの大画面で見れるという貴重な経験をさせていただき、当日は素敵なお土産とともに劉徳華(アンディー・ラウ)を始めとする関係者が壇上に現れ拝むことができました。映画の素晴らしさは誰もが知っての通り。
ロケ地巡りも実際に行った後に観たら更に深みが増しました。
お土産のポスターとポストカード。
わたしにとって映画は心のオアシス、香港映画は特別。広東語も前よりわかって世界が拡がってきました。
2023年も素敵な作品をたくさん観ることができますように。(敬称略)
プロフィール
wm_Journal
初香港は1996年の返還前。時を経て数年前から香港にどっぷりハマり、2020年から思い立って単身移住。コロナの最中も自己満レベルの広東語と陽気なノリで思い立ったら即行動をモットーに楽しく港活中。趣味は香港映画を隅々まで見る事と旅行とバスを終点まで乗ってみること。日々の香港をinstagramにアップしています。
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