2023/07/19
画像はHeritage Museum stages new pop-up display “Bruce Lee: a Timeless Classic” and special programmes (with photos) (info.gov.hk)より
マニア必見! ブルース・リーのグッズコレクション
7月12日スタートのポップアップ展示
「李小龍――経典永続 Bruce Lee: a Timeless Classic」
展示期間 2023年7月12日~2023年12月4日
当初より展示期間が短縮されました。(10月11日現在)
展示場所 1/F Function Place、香港文化博物館
入場無料
Every man today is the result of his thoughts of yesterday — Bruce Lee
昨日の思考がいまの自分を作っている
ブルース・リーの唯一無二の生き様は、時代、地域、社会的背景を超え、ポップカルチャーに無限のインスピレーションを与えています。彼が考え、生み出したものは世界を魅了し、長年にわたり映画、コミック、アニメーション、フィギュアなどに姿を変えながら広く普及し、多くの人の人生に影響を与えてきました。
香港文化博物館では、ブルース・リー没後50年を記念して、7月12日からポップアップ展示の形でブルース・リーに関する出版物、記念切手、漫画、アニメ、フィギュアなど、ポップカルチャーに登場する傑作の数々をご紹介しています。
展示のハイライト(展示品写真は全て香港文化博物館提供)
映画『ドラゴンへの道』プレミア記念カレンダーカード(1973年)/Commemorative calendar card for the premiere of the film The Way of the Dragon(1973)
ブルース・リー記念フォトアルバム(ブルース・リー財団提供)/Bruce Lee’s Memorial Photo Album Courtesy of the Bruce Lee Foundation
1970年代からブルース・リーのカンフー映画が世界を席巻し、「ブルース・リー旋風」が巻き起こった。ブルース・リーが表紙を飾り、ジークンド(截拳道)や映画に関する雑誌や書籍が多く出版された。(ブルース・リー財団提供)
漫画第1号『李小龍』上官小寶著(1971年)/Debut issue of the comic Bruce Lee By Sheung Kwun Siu Bo 1971
ブルース・リー等身大胸像(吳貴龍氏提供)/Bruce Lee life size bust Courtesy of Mr Ng Kwai-lung
香港映画スター記念切手初日カバー(1995年発行、吳貴龍氏提供)/Hong Kong Movie Stars Official First Day Cover Issued in 1995 Courtesy of Mr Ng Kwai-lung
「ブルース・リーが武術界に残した遺産」プレゼンテーションパック(2020年発行)/ “Bruce Lee’s Legacy in the World of Martial Arts” presentation pack Issued in 2020
この記念切手が発売された当時、購入しに郵便局へ行った時の動画「Hong Kong LEI 街角散歩」を公開しています。ブルース・リーの名言もご紹介しています。ぜひご覧ください。
「香港街角散歩」ブルースリー(李小龍)が息づく街 記念切手篇 – 香港で暮らす編集者が送るカルチャー、イベント情報 HONG KONG LEI
「ブルース・リーが武術界に残した遺産」航空郵便料金プリペイド式ピクチャーカード(2020年発行)/「 “Bruce Lee’s Legacy in the World of Martial Arts” Postage prepaid picture cards (Air Mail) Issued in 2020
スーツ姿のブルース・リーアクションフィギュア/Bruce Lee action figure in a suit
映画『ドラゴン怒りの鉄拳』のブルース・リーアクションフィギュア/Bruce Lee action figure featuring iconic styling in Fist of Fury
映画『燃えよドラゴン』のブルース・リーアクションフィギュア/Bruce Lee action figure featuring iconic styling in Enter the Dragon
ブルース・リー主演の香港映画4作品の原題は、日本公開時の邦題と違いがあるため、いま一度確認しておきましょう。
原題『唐山大兄(The Big Boss)』(1971年)—————–『ドラゴン危機一発』(1974年日本公開)
原題『精武門(Fist of Fury)』(1972年)———————『ドラゴン怒りの鉄拳』(1974年日本公開)
原題『猛龍過江(The Way of the Dragon)』(1972年)—–『ドラゴンへの道』(1975年日本公開)
原題『龍爭虎鬥(Enter the Dragon )』(1973年)———–『燃えよドラゴン』(1973年日本公開)
※ アメリカから香港へ戻った後のブルース・リー初主演映画『唐山大兄(The Big Boss)/ドラゴン危機一発』は、日本では、『龍爭虎鬥(Enter the Dragon )/燃えよドラゴン』の大ヒットを受け、ブルース・リー映画第2弾として公開されました。
7月20日には同館1階のシアターで映画『ドラゴンへの道』、『ドラゴン危機一髪』、『ドラゴン怒りの鉄拳』が上映されます。
7月22日(土)午後2時からは香港電影資料館と共同で、ブルース・リーが10歳で初めて主役を演じ、広東演劇俳優の実父(李海泉)と共演した映画『細路祥(The Kid)』(1950年)を無料上映します。上映後にはトークイベントも開催されます。この映画でブルース・リーの妹役を演じた女優のアリス・フォンと映画研究家のサム・ホー氏が映画のプロットや歴史的背景について語り合います。入場は先着順で定員があります。
会場 香港文化博物館1/Fシアター
定員 300名
入場料 無料
入場方法 プログラム開始15分前より受付開始。先着順で席数に限りがあります。
当日は、香港文化博物館のYouTubeチャンネルでトークの模様を生中継する予定です。
さらに、香港文化博物館とブルース・リー財団は共同で、7月18日から22日までの5日間、「ブルース・リー香港2023キャンプ」を開催します。このキャンプでは、小学4年生から6年生までの30人がブルース・リーの遺産と哲学を発見し、截拳道入門、ガイド付きギャラリーツアー、ストーリーテリングと演劇ワークショップ、中国茶道とサンドアートのマインドフルネスなど、さまざまな楽しいアクティビティを通じて、自信と無限の可能性に関するブルース・リーのメッセージを実践することができます。参加者はまた、ブルース・リーの娘でブルース・リー財団の会長であるシャノン・リー氏とオンラインで会い、学んだことや達成したことを話し合います。
このデイキャンプは6月上旬に募集されました。当選したお子さんは大きな経験を得る夏になりそうですね!
〈番外編〉
シャノン・リー著『友よ、水になれ 父ブルース・リーの哲学』( 2021年、亜紀書房)
ブルース・リーの考え方や生き方を実娘の視点からご紹介した本もおすすめです。
ブルース・リー特集、いかがでしたでしょうか。没後50年の夏、改めて多面的な魅力のブルース・リーに対面してみませんか。
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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2 件の意見
記事をご覧いただきありがとうございます!
香港文化博物館では、現在、館内の2か所でブルース・リーの展覧会が開催されています。
「平凡・非平凡ーー李小龍」展(当記事の1ページ目に取り上げた展示)は、李小龍のメイン展示で2026年まで開催されます。
「李小龍ーー経典永続」展(このページで取り上げた展示)は、ポップアップ展示で2024年1月1日までとなっています。
(編集部より)
ブルース・リー展は、いつまで開催してるのでしょうか?
2024年1月と記載してあったり、
2026年まで開催としてるサイトもありますが!