2023/12/07
これから毎月12回、毛に関わるお話を担当させて頂きます、NISHIDA IPL PROFESSIONAL CENTREの西田美保です。
人に言いにくい悩みや、皆んなはどうしてるんだろう……など、そんな事が知れたり、時にはクスッと笑ってしまうような事など、有益な情報も交えて発信できたらと思っています。
京都で店舗を構えて脱毛店を経営し始め、2002年に香港に進出して通算23年、年齢性別国籍問わず様々な毛と関わってきました。
脱毛と言っても時代が変わると、脱毛したい人気のパーツやお客様の層も変わってきて、今では女性はダントツでVIO(Vはビキニゾーン、Iは女性器周り、Oは肛門周り。つまりアンダーヘア全てを指します)、男性はヒゲからVIOや足、胸毛に移行します。
今回は、VIO脱毛について、わたしの立場から脱毛をおすすめする理由をお話します。
既にVIO脱毛を始めている方、もう済んでる方ならお分かりかと思いますが、やったことのある方しか分からない「快適さ」「衛生度アップ」これに尽きます。
ニーズの推移は、年々増加傾向にあり、ウチのサロンに限った話ではありません。年齢層も幅広く若い方から、60歳過ぎの方まで様々です。
脇脱毛が当たり前ぐらいになってきてる時代ですが、VIOもそれに追い付くぐらいのニーズになって来ています。
特に生理がある時にその快適さを実感いただけます。
成長過程で気がつけばアンダーヘアが生えてきて生理が始まり、若い頃からアンダーヘアと生理が当たり前の様に慣れてしまって来ているので、毛がなくなると言う快適さは体験しないと分からないのです。
生理中はアンダーヘアに経血が吸着し、蒸れたりして臭いの元となってしまいます。アンダーヘアが無くなれば、ナプキンはすぐお肌と密着する事になるので快適度爆上がりです。
日本では、医療脱毛、サロン脱毛共に、女性器粘膜への照射は近年してくれない傾向にあり、「ソコ、一番無くしたいとこでしょ」とツッコミ入れたくなりますが、日本はリスク回避策を取るところが多くなっているのでなんだかなぁ、と思っています(昔は照射していたのに)。
全部無くしてツルツルになるのが抵抗がある場合中央部を少し残して、それ以外を照射していくのもできますが、脱毛も順調に進んでいるある時にこの様なお客様がいらっしゃいました。
お客様 「西田さん、今まで残してた中央の毛、もう要りません! 全部やっちゃって下さい」
わたし 「もちろんできます(心境の変化があったのかなと思ってびっくりする)」
お客様 「わたし気がついたんです。温泉に行くのにツルツルなら恥ずかしいかなと思って残してましたが、良く考えたら、人の目の為に毛を残してるんですよね。自分の為じゃないですよね? 誰か分からない人の為にと思ったらバカバカしくなっちゃって(笑)」
いやいや、ごもっとも(笑)。わたしも妙に納得してしまいました。
残すのはもちろん自由ですが、年齢を重ねるとアンダーヘアも白髪になってきます。それで、再びお見えになるお客様もいらっしゃいます。しかし、白髪になると脱毛はできません。毛のメラニン色素は黒なのでそれに熱を発生させて、毛の工場である毛乳頭を熱処理するからです。なので、VIO脱毛で中央を残してする時は白髪になる事も想定しておいて欲しいです。
また昨今では「介護マナー脱毛」と言う言葉があります。寝たきりになってシモの世話をしてもらう時、アンダーヘアがあると、キレイに保つことが難しくなり、介護者を煩わせる。そう言う風にならない為に毛の黒いウチにVIO脱毛してしまおう。と言うのが、介護マナー脱毛です。
勿論理由は分かりますが、言葉ばかりが独り歩きしている感じがします。わたしが思うにはやっぱり、「自分の為」です。
将来の為にと始める方も、やってみるとそんな(寝たきりになるかどうか分からない)先の事ではなく、今が快適になるのに気付き、「もっと早く自分の為にしておけばよかった」と皆思われるからです。
脱毛回数を重ねると、ゴワゴワしていたアンダーヘアも毛質が柔らかく細くなって行きますので、ご自身がこれくらいなら衛生的と思うまで、無くす事が可能です。
VIO脱毛はやった人しかその快適さがわからないので、お考えの人は是非カウンセリングから受けてみていただきたいです。
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西田美保
2000年京都で初の「京都レーザークリニーク」を歯科医師の元夫と経営する。2002年香港で初の日系脱毛専門店「NISHIDA IPL PROFESSIONAL CENTRE」を立ち上げる。2024年で香港22年目を迎える。他の脱毛店では真似のできないオリジナルメソッドで無毛に導いてゆく。元歯科衛生士。AEA認定エステティシャン。
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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