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2025/06/25

コロナ禍で行きたくても行けない思いがマックスになった頃、香港の伝統的文化である巨大なお花看板「花牌(ファーハイ)」の存在を知りました。

花牌フラッグ

「花牌」の写真を初めて見た瞬間から胸がズキズキしました! 大好きな香港のカラーとフォントのレイアウト。「花牌」は、もともと祭事の飾りで、今は結婚式や開店のお祝い飾りアイテムとして使われているようです。

花牌ドラゴン

素材は、紙や布、竹や針金で作られてます。お祝いを送った人の名前やめでたいフレーズがレイアウトされ、財運の象徴であるドラゴンや華やかな孔雀で表現されていて、その美しさと煌びやかさにすっかり虜になりパンチニードルの作品にしたいと思いました。

花牌ネオン中環街市

強く思えば叶うのでしょうか!
今年の4月の香港行きが決まったころ、青衣で「葵青戲棚傳統文化節」があり、「花牌」が見られる事を知りました。
香港での行きたい所は沢山ですが、このイベントは必須。憧れの「花牌」に会いたい一心でした。
映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』にも登場した「花牌」は、強く印象にのこるシーンでした。

実際の「花牌」は、想像していた以上に豪華絢爛! その大きさと数にワクワクドキドキしながら見た風景は、夕刻の空の色と華やかなネオンの輝きが素晴らしく、忘れられない香港の1日となりました。

そして、また「花牌」をテーマにした作品を創りたいと思いました。「花牌が香港文化の一つ」として、これからも香港の街で見れる事を願ってます。

 


竹岡かつみ 

パンチニードルやタフティングの手法をメインに香港をテーマにした作品を制作。 香港の食や文化が大好きで「香港迷」となって約10年。 2021年香港政府観光局より【超級香港迷(スーパー香港ファン)】に認定され、2023年香港で開催された国際的アートイベント【ART CENTRAL】Arts in Hong Kong 2023に招待作家として作品を出展。香港の多数のメディアにも取り上げられ、同時に香港の携帯アクセサリーブランドCASETiFYよりスマホケースが販売された。これからも、【香港愛】を一人でも多くの方に伝えられる作品を創り続けたいと思っている。

Instagram katsumitakeoka

Cover Story vol.80 竹岡かつみさん「香港はパラダイス! 溢れる想いを刺しゅうで表現」 – 香港で暮らす編集者が送るカルチャー、イベント情報 HONG KONG LEI

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2 件の意見

  • 竹岡かつみ より:

    早速、コラムを読んで頂きありがとうございます。
    思いを感じてくださり嬉しいです。思い描いた花牌は素晴らしく
    感動でいっぱいでした。香港の伝統文化を知った上で新しい香港を
    楽しみたいと思ってます。

  • 匿名 より:

    花牌が素敵な刺繍に!龍も鳳凰も獅子も生き生きして飛び出してきそう!

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