2016/11/15

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美しい立ち居振る舞いを作る最適なメソッド

 vol.1 バレエを日常に

今月号からバレエによる“美”をテーマに、ダンサーとして、指導者として活動してきた目線から、コラムを綴っていきたいと思います。

バレエという文化は、今から500年ほど前にイタリアルネッサンスの時期に誕生しました。観るだけのものではなく、当時の王侯貴族の人たちにとっては、キレイにお辞儀をしたり、歩いたり、座ったり…… 身のこなしを優雅に美しくするための「教養のバレエ」としてなくてはならないものでした。それがやがて庶民にまで広がり、世界中で愛される文化にまで発展しました。

わたしは幼いころからプリマになりたかったので、年中無休、バレエにどっぷり浸かった 10代を過ごしました。大きな舞台で踊り、キラキラ輝くバレエ衣裳を身にまとうといった華やかさの反面、師匠には「ゆがんだ姿は見せないで‼」と常日頃から厳しく指導され、育てられました。わたしにとってバレエは、美の宝庫。バレエの舞台やバレエダンサーを観るたびに美のシャワーを浴びて、身も心もキレイになれる気がします。

バレエの動きには女性の身体をキレイに“魅せて”くれるエッセンスがいっぱいです。たとえバレエを経験したことがない人でも、バレリーナの動きの一部を取り入れて自分をキレイに見せることができます。指先のそろえ方、動かし方、首の位置、たたずまいなど、身体の一部に少し気を使うだけで、誰もが驚くほどエレガントになります。このコラムでは、そんなヒントをご紹介していきます。

ugaeri-san魚返 佳代


6歳よりバレエを始める。コンクールで優勝後、英国セントラルオブバレエスクールに留学。
アジアダンス芸術特別賞受賞。日本バレエ協会バレエリトミック指導1級。
女性雑誌『25ans』ビューティー・メダリスト審査員を務める。
Ballet blanc Entertainment Co.,Ltd設立。
Ballet blanc

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