2024/08/24
目次
1ページ 初めに
高雄編
台湾に入ったら最初にする4つのこと
台湾第2の都市、高雄
高雄での飲食
高雄にいる間に
2ページ 台南編 ←今ここ
高雄から台南へ、電車と駅弁の旅
歴史のある小町、台南
台南で買えるお土産
台南ご飯あれこれ
3ページ いよいよマンゴーの村、玉井へ
玉井への行き方
玉井はこの時期マンゴー一色になります
マンゴーは女王様包装で!
<2>台南編
高雄から台南へ、電車と駅弁の旅
2日目。高雄から台南に向かいます。台湾の鉄道は「駅弁」が名物。30分足らずの旅路ですが、駅弁を食べて、しっかり電車旅を楽しみます! 駅弁は、改札の近くに、かわいらしいキオスクスタイルの売店があり、出来立ての駅弁が購入できます。わたしは「好事成雙便當」をチョイスしました。こういう、名前の付け方も可愛いくてキュンキュンします。少し甘めの醤油味のから揚げや煮卵、魚フライがメインで、あっさりとした漬物が添えてある丼弁当でした。
歴史のある小町、台南
30分。あっという間に台南到着です。2日目は台南をざっくり歩いて、翌日の玉井に備えます。台南は、高雄に比べると本当にこじんまりとした街で、小さな路地があちこちにのびて、お散歩に最適です。台南の街は、歴史的にも、17世紀のオランダ統治時代、鄭氏政権時代、清朝統治時代、日本統治時代とそれぞれに異なる統治時代の面影を残す遺跡が数多く残っていて、見どころがいっぱいです。
とはいえ暑いので、ほんとんどの遺跡はパスして、ちょっとしたお散歩とショッピングにとどめたのでした。
〇林百貨
1932年、日本統治時代に日本人によって創立された百貨店。一度は閉店したものの、2014年にリノベーションされて再オープンし、主にメイド・イン・台湾の雑貨や食品、百貨店のオリジナルグッズを販売しています。レトロ感をしっかり残した店内も商品も素敵です。案の定、散財をしてしまいました。
https://maps.app.goo.gl/89Q84DQZEaEUYp5w7
古い建物の佇まいを残してリノベーションされた林百貨。台湾のランドマーク的な存在です。
〇裕成水果
台湾といえば、フルーツをたっぷりトッピングしたかき氷が有名です。特にフルーツの生産が盛んな台南ならなおさら、頂かないわけにいきません。わたしたちが訪れたのは、ガイドブックにもよく掲載される「裕成水果」。トロピカルフルーツをたっぷりのせたかき氷にしました。台湾フルーツの実力を見た……!という感じで、本当においしくいただきました。
https://maps.app.goo.gl/ozeDseNwqR6tv7Z46
〇全美戯院
ふらふらと歩くうちに通りかかったのが「全美戯院」。昔ながらの映画館で、いまも屋外のポスターは専属の看板絵師が描いています。映画館の対面にアトリエがあり、幾つかの看板が立てかけてあるので、看板絵のタッチを間近で見ることができました。
ちょうど、看板にある『青春18×2君へと続く道』は、日台の俳優さんがキャスティングされた映画で、全編の半分が台南を舞台にしています。この「全美戯院」も、劇中で主人公の2人が映画を見に行くシーンに登場します。そういうわけで、館内にはたくさんの特別展示がありました。この映画、切ないストーリーはもちろん、台南の街の雰囲気が味わえるのでお勧めです。今年公開されたばかりなのに、早くも、アジア一帯で大ヒットしている映画です。
台南で買えるお土産
〇ドライフルーツ店「玉井之門」
台南はドライフルーツも豊富。街を歩いて見つけたのが、専門店の「玉井之門」。とてもきれいなレイアウトのなか、「無糖ドライマンゴー」や「乾燥イチジク」「乾燥トマト」などが販売されています。店内での試食も可能で、ここでわんさかとお土産を購入しました。ちなみに、玉井にもドライフルーツ店はありますが、「玉井之門」はありません!(笑)
〇お茶・コーヒー
台湾はご存じの通りお茶の生産地として有名ですし、最近は国産コーヒーも人気です。なのですが、残念ながら今回は(暑すぎて)専門店に訪問する機会がなく、購入に至らずでした。もし、この記事を見て台南を訪れようと思う方は、ぜひお茶、またはコーヒーもチェックしてみてくださいね。
「トラベルフェア」で配られていた「特色農業旅遊」のパンフレット。台湾内のお茶・コーヒー生産地がかわいいイラストで紹介されています。
台南ご飯あれこれ
〇夜市
台湾、台南のもうひとつの重要トピックは、夜市をはじめとした台湾グルメです。台北にもあちこちで夜市が開かれており、ここで有名な「蚵仔煎(牡蛎オムレツ)」をいただきました。
〇坦々麺の度小月
担々麺といえば、四川が有名ですが、台南発祥の担々麺もあり、「度小月」はその発祥のお店です。小さい椀に盛られる担々麺は、小腹がすいたときの小食としてぴったりです。
〇サバヒー粥
今回の旅で、一番忘れられないグルメとなったのが、「サバヒー粥」でした!サバヒーは、日本でも、香港でもなじみのない魚ですが、少し大型の、白味があっさりとした青魚です。これを軽く煮て粥の上にのせたり、つくだ煮にしてごはんの上にのせたりして、主に朝ごはんとしていただくのが主流のようです。
まず、粥にのせられるサバヒーの大胆な大きさも驚きますが、新鮮なためか、胃にするするとしみる出汁が良くでていて、最高の朝ごはんなのでした。
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