2024/12/19
ホリデーシーズン真っ只中、クリスマス、お正月、旧正月と今後イベント続きで、帰省する機会が増えますね。そんな時、お土産は何にしようかと頭を悩ませる方もお多いのではないでしょうか?
今回はそんな皆さんにHong Kong LEIがおすすめするお土産をご紹介しましょう。
お土産もくじ
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Anyα Hindmarchのリサイクルエコバック「The Universal Bag」
イラストレーターMariko Jesseさんによるかわいい食器やティーセット
ディズニーとの限定コラボ商品数々
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昔ながらの伝統を守る蒸篭
老舗、九龍醤園の醤油
女性の体に良いとされる棗の自然な甘さと胡桃のサンド
花山椒ならここ!中環で買える本格香辛料店
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125周年を迎えたスターフェリーの限定土産
食料品店はお土産の宝庫。スイーツや醬など!
なんといってもかわいい瓶が萌える万能オイル!
125周年を迎えたスターフェリーの限定土産
スターフェリーは運行125周年を迎えています。香港といえば香港気分を満喫できるスターフェリーは外せませんね。香港のアイコンでもあり、観光名所にもなっているものの、便利な地下鉄やバスなどの交通機関に押されて、近年ではフェリーに乗船する人口も減り存続の危機に瀕しています。以前Hong Kong LEIではその起死回生のひとつとしてグッズ販売を始めたというキャンバスバックを取り上げました!
さて、今回はまたも商品が増えて、なんと日本製の手ぬぐいが3バージョンで登場しています。
手ぬぐいは、香港では実は大変重宝するものなんです。高温多湿の環境、何かと外食する機会も多い香港生活。汗や口元、手を拭くのにあると便利。しかも薄いのに面積は大きく、畳めば小さくまとまる。その上乾きも早く海水浴にも持っていくと便利なんです!
スターフェリーのグッズ紹介でもこんな使い方もあるよーって紹介されています。
食料品店はお土産の宝庫。スイーツや醬など!
香港のスイーツは薬膳を意識して作られたものが多いので、体に優しくて、食べるとホッとしますね。同じスイーツでも暑い時は冷たくして、寒い時は温かくして食べられる万能のおやつなのです。香港に住むとファンになって通う方(特集をご覧ください)も多いと思いますが、観光で訪れた方も絶対1回は食べるもの。この素朴なおいしさにハマり、これ日本にも持って帰りたい! と思われる方いませんか? そうなんです持って帰れますよー!
そんな時はまずはローカルの食料品店にGOです。ではまずは、どんなものがあるのかご紹介しましょう。
早速見つけたのが香港では体調に合わせて生薬を取り入れたスープ、通称「媽媽(マーマー)のスープ」。香港の家庭では健康の秘訣として大体どこでも作ります。これはレトルトパックに入ったスープ。香港の人にとってはなくてはならない、元気になる懐かしい母の味なのです。
もし自分でスープ作りに挑戦したい人は、一人分のスープを作れるパックが買えます。これを水に入れて数時間煮るだけ。
香港の人が大好きな高級食材、鮑の煮付けも。いろいろな缶詰で売られています。
(上)これは大きいオイスターソース。ガラス瓶3本入りで買うとかなりお得。右の蒸魚用の醤油はちょっと甘めで、蒸した魚にとても良く合い、ご飯が進みます!(下)オイスターソースのプラスチックチューブバージョン。
日本でも名の知れた李錦記から出ている、混ぜるだけシリーズ。(上)具材を入れて、このソースを混ぜて炒めると本格チャイニーズのできあがりです!(下)紫ラベルは色々なスープや鍋のベースになるペースト状のソース。
最近香港で流行っている酸っぱくて、ちょっと辛いザーサイと白身魚のスープ風煮込み酸菜魚料理(左)。これを簡単に家でも作れる酸菜魚醬。1袋で3〜4人前です。このシリーズはほかにもたくさんあるので、どれかに挑戦してみてはいかが?
レトルトパックに入ったスイーツ。(上)百合の入ったあずきの汁粉や、海藻の入った緑豆のお汁粉。熱湯を注いで作る黒胡麻のスープ。(下)同じく、お汁粉シリーズ。このまま食べても、温めて食べてもオッケーで年がら年中おいしく食べれます。左から陳皮の入ったお汁粉、黒胡麻のスープ、陳皮の入った緑豆のお汁粉。どれも甘さ控えめでおいしい。
この夏、筆者がハマった、亀ゼリー。と、言っても老舗で食べる亀ゼリーのように苦くなく食べやすい。このお値段なので、効能はハテナですが、口当たり喉越しがよくそのままでもおいしくいただけます。でも、冷やした方が断然おいしい。カップには追い砂糖シロップとフォークがついています。
他にもたくさんありますが、こんな風にローカルの食料品店で色々見つけてみてくださいね!
なんといってもかわいい瓶が萌える万能オイル!
そして最後は万能オイルです。Hong Kong LEIの記事の中では常に閲覧回数の上位にランクインする万能オイルのお話と使い方をご紹介した記事。ぜひこの記事も読んでいただきたいですが、今回はそれに加えて、さまざまなオイルをご紹介しましょう。
香港の老舗、保心安藥廠 (ポーサムオン メディスン ファクトリ)のオイル(下)。パッケージがかわいいので、手にする方も多いと思います。オイルの香りは、シナモンで、薄荷などに慣れている人はちょっと甘めな香りと感じるかもしれません。ガツンと塗った感が欲しいというより、ちょっと癒されたい、冷やっとしないオイルが欲しい方向け。香りなどで好き嫌いが分かれるかもしれません。小さいボトルもあるので、そこから試してみると良いでしょう。ちなみに写真のボトルの缶は高さおよそ12cmあります。このお店の歴史や商品はコラム「香港老舗の歴史をたどる」でもご紹介しています。
こちら(下)がその小さいバージョン。パッケージもかわいすぎる!!
次は、メイドイン香港のオイルの嶺南薬廠の正紅花油(下)。ファミリービジネスとして100年の歴史を持ち、血液循環の改善、うっ血の除去、鎮痛、駆風、抗炎症、腫れの除去、けいれん麻痺、筋肉痛、打撲捻挫に使えるそうで、主な成分はテレビン油(松脂の精油)、シナモン葉油、カシア樹皮油、ウィンターグリーン油。香りはよくある薄荷とはちょっと違う、パインのような香りもするなんとも言えない清涼感の強い、いかにも効きそうなオイルです。
そして言わずと知れたタイガーバーム。今回ご紹介するのはボタンサイズの小さなバージョンです。
ばら撒き用にも、持ち運びにもとっても便利。使い終わったら大きなバームからリフィルしても使えます。バームは白と赤とありますが、白はミントの香りが強く、箱には鼻詰まりや頭痛用とあります。赤い方は甘いシナモンのような香りです。こちらは筋肉痛や体の痛みなどとあります。お店の薬剤師さんに聞いたら効果はさほど違わないのでどちらを使っても同じとのこと。好みで選ぶと良いでしょう。
見よ、このかわいいサイズ。しかもこんなに小さな缶なのに、装飾も細かくタイガー君が浮き上がっているのです。
長いこと使っていて使用感丸出しですが、左が赤い方。そして今回白いものを購入。白い方はいつものタイガーバームの香り。スッキリ感はあり、確かに鼻詰まりには効きそうです!
タイガーバームと言えば、香港にはかつて日本人観光客にも人気だったタイガーバームガーデンもあります。LEIのコラム「Old Hong Kong in Colour」でタイガーバームガーデンの古写真とともに歴史などをご紹介していますのでご覧ください。
もちろん、定番の和興白花油も小さなサイズがあります!こちらは花のような香りがします。
マニングスやワトソンズなど薬局には、大概こういったオイルの取り揃えはあるので、ぜひオイルコーナーを覗いてみてください。
皆さん、今回のHello From Editorはいかがでしたか? これからもまた面白い商品を見つけてご紹介していきますね。読者の方で、こんな良いもの見つけたよ!というのがあったら是非教えてくださいね! 素晴らしいホリデーシーズンをお過ごしください!
Hong Kong LEI (ホンコン・レイ) は、香港の生活をもっと楽しくする女性や家族向けライフスタイルマガジンです。
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