2025/07/09

夏が終わると、また新しいアートのシーズンが始まります！ 香港バレエ団の新シーズン、2025年〜26年にかけて演目のラインナップが発表されました。新シーズンも香港を舞台にした定番で、今年５周年を迎える「くるみ割り人形」に、香港のアイコン、レスリー・チャンへのオマージュなどを含むガラ・パフォーマンス「シェイプ・オブ・グレース」。そして1960年代の香港を舞台にした「ロミオとジュリエット」、フレディ・マーキュリーとクイーンのスコアで踊る「グラムロック」、新シーズンの〆は古典「眠れる森の美女」という、またまた振り幅の広い香港バレエ団らしいユニークで盛り沢山な演目が並びます。特に、設定を香港に移した新解釈の２作品は、香港バレエ団でしか見られない演目です。香港在住者、香港を観光で訪れる方、香港大好きな方必見の舞台ですよ！

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新シーズンも楽しみですね！

2025/26 シーズンの作品

サマー・フリング：バレエファミリーファン・デー [2025年８月１日]
子どもから大人まで楽しめる、ちょっと特別な体験をしませんか？ お伽話の「眠れる森の美女」や1960年代の香港を舞台にした「ロミオとジュリエット」などの作品の抜粋を香港バレエ団のピアニスト、ニコラス・ラウ氏による生演奏で楽しめます。また、参加者はダイナミックなバレエの振り付けを学ぶワークショップや、衣装を間近で鑑賞する機会、自分だけのユニークなお土産を作ったり、写真ブースでの楽しい思い出作りも体験できます。

UOB 90周年記念：シェイプ・オブ・グレース・ガラ [2025年10月15日]
国際的に著名なゲストアーティストと香港バレエ団の素晴らしいダンサーたちによるこのエレクトリックなガラコンサート。香港のアイコン、レスリー・チャンへのオマージュや、「レ・コルシエール」「蝶々夫人」「カルミナ・ブラーナ」「ココ・シャネル」「アリス（不思議の国のアリス）」などの抜粋を特別に含む、息を呑むような作品を鑑賞できます。

ロミオとジュリエット [2025年10月17-19日]
1960年代の香港で、初恋のスリルと敵対する家族のドラマを体験しませんか？ シェイクスピアの時代を超えた恋物語「ロミオとジュリエット」を、総合芸術監督のセプティム・ウェバー氏による新たな解釈と、魅惑的な振り付けや豪華なドレスとで、素晴らしい舞台を作り上げています。また、昔の香港の街並みにインスパイアされた視覚的にリアルなセットの中で、伝統的な香港スタイルのカンフーとともに激しいストリートバトルも見ものです。

くるみ割り人形 [2025年12月12-28日]
早くも５周年を迎え、100回記念公演を祝う総合芸術監督セプティム・ウェバー氏の心温まる「くるみ割り人形：香港の冒険」が、全ての年齢層の観客を楽しませるクリスマス・シーズンに戻ってきます！ クララ、フリッツ、くるみ割り王子は、ネズミの王を倒し、魔法の王国に秩序を取り戻す旅に出ます。この魅惑的なクラシックは、幼少期の驚きを捉え、20世紀初頭の香港の歴史、キャラクター、自然の美しさを祝います。

バレエカーニバル・フォー・キッズ：シンデレラ！ [2026年２月７日]
シンデレラと一緒に王宮の舞踏会へ！ 愛されるお伽話のエンターテイニングな新解釈で、若い観客のための観客と交流するプログラムでは、鮮やかな振り付けや、作曲家プロコフィエフのロマンチックな音楽、そして美しい衣装を間近で楽しむことができます。ユーモアが満載で、人生のサクセスストーリーに一喜一憂することでしょう。

グラムロック [2026年４月10-12日]
昨年香港バレエ団による世界初演を果たし、好評を博した振付家アンドニス・フォニアダキス氏の「ストレンジラブ」とデペッシュ・モードの音楽。振付家トレイ・マクインタイア氏の「マーキュリー・ハーフライフ」とフレディ・マーキュリーとクイーンのスコア。地元のロックバンド「ビヨンド」の音楽に合わせた香港バレエ団のレジデント振付家のフー・ソン・ウェイ・リッキー（胡頌威）氏 による刺激的なワールドプレミア。どれも刺激的なダンスと素晴らしい音楽の共演が楽しめる特別な夜となるはず。

眠れる森の美女：新プロダクション [2026年５月30日 – ６月７日]
待ちに待った誰もが知る童話「眠れる森の美女」の舞台です。著名な振付家ウラジミール・マラホフによるクラシックバレエの最高傑作の１つとされる「眠れる森の美女」。音楽はチャイコフスキー、彼の３大バレエの中でも最もスケールが大きな作品としても知られています。また、国際的に評価の高いゲストアーティストも出演予定です。