2024/08/19

今年の日本の夏は暑かった! いえいえまだまだ続行中ですね。でも一時帰国では本当に暑かった。広島では7月下旬には39度を記録したそうで、観測史上最高の気温だったそうです。


我が家の庭は3週間でジャングル化してました。

我が家は毎年夏に3週間程度日本に帰省しますが、毎年その前に部屋の湿気対策をなるべくしっかりしていきます。夫は通常運転で長期出張が入ったため、彼だけは香港に残ることになりました。生活をしていればエアコンや除湿器がかかっていたり、もしくは風通しができたりするのですが、いない間わたしのクローゼットや風通しの悪い子ども部屋は3週間も閉めっぱなしで果たして大丈夫なのか大いに不安でした。一番の不安はなんと言っても「カビ」です。例えば木製クローゼットの木がカビたとか。革製品、本、クッションがカビたという話は香港では珍しい話ではありません。そのため出かける前に絶対にやらないといけないことは、なんと言っても除湿対策です。除湿器を動かして留守にするのは危険なので電源は全てオフにしていきます。

1、除湿箱をクローゼット、各引き出しなどに入れて、虫除けなども入れておく。

2、使わないカメラやコンピューター類などは蓋がしっかり閉まるプラスチックのケースに除湿箱と一緒に入れる。

3、ベットのリネン系は全て洗っておく。

は必須項目です。

カメラなどレンズがあるものは、レンズの中やレンズにカビる可能性があり、レンズがカビると使えなくなってしまいます。修理も大変なのでぜひ対策をしてから旅行に行くように。

 

さてさて、帰省中、雨の日が多かったようで、放置状態の家がどれだけ湿気てるか気がきではありませんでした。3週間して戻ってみると、なんとか現状維持できているように見えて胸を撫で下ろしたのも束の間。この暑さ、早速リビングルームのエアコンをかけようとしたら、どうやっても送風しか出てきません。がーんです。4月ごろに、不具合を直してもらったのに、また同じ問題で、壊れてしまっていました。

また、他の部屋のエアコンをかけようとしたものの、恐る恐るエアコンの中を見ると案の定黒カビが生えているのが見えるではありませんか!! たった3週間動かさなかっただけで! エアコンは使ってそのまま電気を落としてしまうと結露が出ます。そのまま暖かいところで長い間放置状態だったためカビの温床になってしまったようでした。見るんじゃなかったと半ば後悔しながら、でも見てしまったからにはこれでは運転できそうにありません。除菌ウェットティシュで拭こうとしたのですが、入り組んで細かな羽一枚一枚拭き取るなんて無理。年に1度、暑くなり始めに業者に頼んでクリーニングをしてもらうのですが、もう一度頼まないといけなさそうです(涙)。

また、トイレに行ったらフラッシュが止まらない状態に。これまたがーん。疲れて帰ってきたところにダブルパンチで故障を発見して、疲れがどっと襲ってきました。マスターベットルームだけ、冷房が使えたので、その日の夜は何もせずに、子どもと一緒にそこで寝ることに。少し家を空けただけなのに、放っておくと生き物のようにガタガタするのはなぜなんでしょうね?

その他、わたしが大事にしていた2つの苔玉植木は1つが完全に枯れてしまい、もう1つは半分枯れかけていました。コラムにも度々登場するレモンの木は、優しい友人に預かってもらうことにしたので元気に戻ってきました。

結局戻ってきてから6日後に大家さんは、まだ設置して3年足らずのエアコンを新しいものに取り替えてくれました(優しい大家さんだと本当に助かります)。ついでに調子の悪かったトイレもあっという間に直してくれました。帰宅7日後には、前回もお願いしたエアコンのクリーナーさんに来てもらいエアコンを洗浄してもらいました。エアコンの洗浄は、何も動かさずにエアコンにカバーをして高温殺菌洗浄してくれます。ものの15分ぐらいで綺麗になっちゃうのですが、一台HK$800あたりが相場のようです。我が家が頼んでいるところは2台目以上は1台HK$600 になります。痛い出費ですが、カビの混じった空気を吸うのは健康に良くないので、仕方ありません。

ちなみにクローゼットの中に入れた除湿箱は、帰宅してみるとたった3週間で水が2センチは溜まっていました。恐ろしや、香港の湿気事情。

特に村屋は、地面から近いせいか湿気を高層ビルよりも感じるところが多いように思います。日頃の湿気対策はマストです。

それではまた次回まで!

 

 

 

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