2026/08/29

東京、世田谷区で『異国の夏休み』というイベントが開催されています。
開催場所は「HOME/WORK VILLAGE」。廃校となった中学校の校舎を利用した複合施設です。主宰はかつて香港のピークにあった書店『見山書店』。今は拠点を日本に移し、出版業務を行っている彼らが見立てたこだわりの書籍や雑貨の販売、そして香港の作家によるアート作品の展示が行われています。

「一般開放された書斎」とでもいった、落ち着いた雰囲気のブックラウンジに置かれた大きなテーブルに並ぶのは、アートブック、旅行記、食文化の本、絵本などなど。「かわいい!」 と手に取って思わず笑顔になってしまうものから、今の時代について考えさせられるものまで、幅広いセレクションの書籍はいずれも知的好奇心を掻き立ててくれるものばかり。香港の食文化の歴史って? 香港の絵本作家は日本の雪国でどんな体験をしたの? 香港の街の散歩学? などなど、香港に関する書籍が多い中、イギリスの小説家ヴァージニア・ウルフについて綴ったエッセイがあったりと、どの本も未知の世界への扉を開いてくれそう。


展示品にもご注目あれ。会場に展示された香港、東京、ロンドンの手書き地図はその大きさに圧倒されますが、「地図の中で何が起こっているの?」 とディテールを読み込んでいく楽しみも。また、香港の俳優アンソニー・ウォン(黄秋生)による絵画作品の展示も見逃せません!
広いスペースは在日香港人、香港ファンの日本人でにぎわっていながらも、どこかアカデミックな凛とした佇まいなのはここが以前、学びの場所だったからかもしれません。学校の趣を残した『HOME/WORK VILLAGE』 の建物は、ここが自分の出身校でなくても懐かしさを感じてしまいます。ショップやカフェ、レストラン、そしてクラフトビール醸造所も併設しているので、知的好奇心を満たした「放課後」は、コーヒーで一息、あるいは「学校内」でビールを1杯なんていう楽しみ方も。
東京で香港の文化を感じられる貴重なイベント、『異国の夏休み』 は9月5日まで。どうぞお見逃しなく!


『異国の夏休み』
期間:〜 9月5日(土)
時間:11:00 – 20:00
場所:東京都世田谷区池尻2-4-5 HOME/WORK VILLAGE 2F Book Lounge
最寄り駅:東急田園都市線 池尻大橋駅
取材・文:紅磡リンダ(編集部)
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