2019/09/29

最近の香港では、今一番明るい話題として、ショッピングとアートと斬新な建築デザインを融合させた最先端のモール、K11Museaが誕生したことがあげられます。地元香港っ子の間ではインスタやFacebookなどでこぞってレポートされ、見ない日はありません。

 

ここには、おおっと目をみはるような様々なショップやレストランが入っていますが、今回特に注目の1 店をご紹介しましょう。

 

1981年の創業以来、日本でも根強いファンが多い「Afternoon Tea」。3年も前よりAfternoon Teaの生クリームの大ファンでもあるK11Museaの経営陣よりラブコールを受けて、今回のお店のオープンは3年越しで実現した形となったそうです。香港でのフラッグシップストアとなり、現在のところここが日本国外での第1号店となります。

日本でのオープン以来、たくさんのファンに愛され、日本を訪れる多くの香港人にも人気のAfternoon Tea。味、サービス、空間をよく知るファンが多いからこそ、海外でもその期待を裏切りたくないと、この海外1号店でもきっちり3拍子揃った形でお楽しみいただけるようにしたそう。

 ああああ

メニューは日本とそっくりそのまま。特に人気の生クリームは代用品ではなく、香港の厳しい食品審査を経てわざわざ日本から直輸入しています。シーズンごとに食事メニューやお茶のラインナップも変わるそうで、楽しみが増えます。また、レストランで働く主力香港人スタッフは日本で研修を受けているとだけあり、店で働くすべてのスタッフにAfternoon Tea流の物腰の柔らかい、きめ細かなサービスが行き届いています。ふかふかのシートに明るい木目の落ち着く机とオーガニックな室内の雰囲気は、最先端で刺激的なモールでの買い物に疲れた神経を休めてくれます。(笑)ちょっとゆっくりおいしいお茶を、という時にはもちろん、まさに優しい時間を与えてくれる場所となるでしょう。

さて、気になるメニューをいくつかご紹介しましょう!

ああ

今回はAfternoon Teaという名前だけあって、香港のアフタヌーンティー文化に挑戦するハイクオリティーなアフタヌーンティーメニューにフォーカスすることにします。


通常アフタヌーンティーセットといえば
2人分よりオーダーが可能になることが多いのですが、ここは1人分よりオーダーが可能。しかもお茶付きで(セレクションより)HK168と良心的なお値段な上、自分好みにアレンジが可能というコンセプトが素晴らしい!8種類あるアイテムから3つ自分の好きなケーキを選べるのですが、これだけチョイスがあれば何度行っても、真新しいセットとして楽しめる!今日の気分は〜なんて、その日の気分によってオーダーできる素敵なアフタヌーンティーセットなのです。

(写真上は苺のショートケーキ、苺とヨーグルトアイスクリームのパフェ、スコーンをチョイスセット。ひとつのサイズはアラカルトの半分です)


スイートポテトプディングはキャラメルのほろ苦さとポテトの素朴でコクのある甘味がうまく混じり合った絶品プディング。温かい状態で運ばれてきますので、添えられたアイスと絡めて食べると天にも登る気分に。止められないおいしさです。(笑)アフタヌーンティーセットのサイズは、アラカルトの半分のサイズなので、(写真上はスイートポテトプディングのアラカルトサイズ)もしかしたら、あまりのおいしさに食べ足りない!なんて思う人も。そんな人はアラカルトでオーダーすることをおすすめします。

わたしが個人的に好きだったのは、苺とヨーグルトアイスクリームのパフェ (写真アラカルトサイズ)。こちらは鮮やかなレッドワインカラーの苺のシャーベットが、ラズベリーと合わさって、なんともリフレッシング。食べてすぐにラズベリーの香りが口いっぱいに広がり細胞が活性化されるよう。(笑)生クリームとヨーグルトのミックスを混ぜるとさらにコクを生んで、酸味が和らぎ深さのある一品に。1つで様々な味を体感できるためとても楽しく、モールで歩き疲れた時は心身共に最高の一品になるでしょう!

ああ

カリッ、サクッなスコーンに、生クリームとブルーベリー。無糖生クリームは適度にさっぱり、適度にコクがあり、甘いものが苦手な人もおいしくいただけます。

ああ

さて、Afternoon Teaと言えば、おいしいお茶。

季節ごとに変わるシーズナルティーと、ちょっと手間をかけて一味違った個性的なお茶となるクラフトティー、そしてセレクションの中からAfternoon Teaの選りすぐりの定番ティーをいただけます。今回はクラフトティーからチャイティー(HK$78)と、セレクションからAfternoon Teaブレンド(HK$68)をいただきました。

Afternoon Teaのお茶はすべてティーポットで出てきますが、お茶葉が入ったままの状態だと時間が経つにつれてだんだん味が変わってしまうので、お茶をしっかり出した後に、茶葉を取り除いて運ばれてきます。これでポットに入ったお茶は一定の味で最後までおいしくいただけるというわけです!

チャイティーは、持っただけでほっこり落ち着く素焼きのようなお椀型カップでいただけます。これもポットででてきますので、2杯は余裕でいただけますよ!実はチャイティーは甘ったるいものを予想していたのですが、甘みはほとんどなく、しかもシナモンもサイドででてきました。好みの量をいれて自分で調節できます。普段はブラックコーヒー党のわたしは、シナモンをかけただけでとってもおいしくいただけました。

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1981年の開店以来不動の人気を誇るAfternoon Tea ブレンドは、マイルドな飲み口と心地よい渋み、そしてお茶らしい素朴な香りが、特にケーキにも食事にも合わせるお茶としてもおすすめです。アッサムのコクとニルギリの爽やかな風味で、何度飲んでも飽きのこないすっきりとした味わいが人気の秘密。飲んだ後にほのかに残る渋みがクセになりそう。そのままでも、レモンでもミルクと合わせてもどちらでもいける。朝一番で飲みたくなるような、紅茶好きには外せないブレンドに間違いありません。

ああ

Afternoon Tea のお茶は、ケーキを食べるためだけのお茶という立ち位置ではなく、単品でも、食べ物と合わせてもどちらでも「ああ〜おいしい」と五感を喜ばせてくれる、そんな存在感のあるティーラインナップもたくさんありますので、ぜひ色々トライしてみてくださいね。

店頭ではAfternoon Tea Living より、マグカップや茶葉などの販売もしています。今後の展開が楽しみですね!味、サービス、空間と3拍子揃った贅沢な時間を楽しめるAfternoon Tea、ぜひお立ち寄りください。

場所は、MTR 尖沙咀駅J出口より徒歩1分。

K11Museaの入り口からすぐに左手にあるエスカレーター(写真上)を上がり直進すると、下降エスカレーターを超えたところ右手奥にあります。

 

Hong Kong LEI ではまたK11 Museaの情報をまたお届けします。お楽しみに!

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