2024/03/13

マヤ暦アドバイザーのChikaです。

桃の節句も過ぎ、日本は春らしいうららかな日差しを感じられるような暖かい日も増えてきました。３月20日は春分ということで、昼夜の長さがほぼ等しくなり陰陽バランスも整いやすい時。

前回のコラムでお伝えしました通り、宇宙からのエネルギーが強まる黒KIN連続10日間（KIN146～155 ／３月14日～３月23日)を目前とし、２月の中旬からの約１ヶ月間は“嵐の前の静けさ”という感じでエネルギー的にも落ち着いた期間でした。改めて自分自身の内側と繋がり、対話を深めるような時間を過ごせましたでしょうか？ わたし自身は自分自身の誕生日があったり、祖母の３回忌で親戚が一同に会したり、何年かぶりに友人と再会する機会が続いたり、改めて大切なご縁に感謝するばかりの期間で、変化・変容のせわしないエネルギーの中でもコアの部分に気付かされるような出来事が多くありました。こういった気付きも日々の忙しさの中ではいちいち受け止めることなく流してしまうのですが、マヤ暦の流れに沿って見つめ直すからこそ実感できています。

静岡県浜松市の河津桜です

さて「起・承・転・結・完」という５つのステージの中でも“結”である第４の城が３月25日から始まります。キーワードは「熟成」であり、撒いた種を刈り入れる収穫の時期です。願っていたことが適ったり、目標を達成できたり、結果が出やすいエネルギーですから、むしろ自ら結果を出してみる・・・というように行動されるのもよい時です。

2023年10月21日から始まった今回のサイクルにおいて、しっかりと種まきをし、間引きをし、枝葉を伸ばして栄養を摂り込み変化を恐れず行動できたか・・・それによってこの第４の城でどのような結果が得られるか異なってきます。こうやって流れを見ますと、マヤ暦のエネルギーに沿って生きることで夢が叶いやすくなるという仕組みにはつくづく納得してしまいます。

その収穫の時期を前に、変化・変容の第３の城の総仕上げとなる「黄色い種の13日間」が３月12日から始まり、さらにその13日の間には“黒KIN連続10日間”がありますので、エネルギーは一層高まります。自らが望む結果を手に入れるための行動を、この流れに乗ってやり切ってしまいたいものです。エネルギーの触れ幅が大きいので、自分自身の心と身体をしっかりと見つめながら、目標を見据えて行動しましょう。

そんな『黄色い種の13日間（３月12日～３月24日）』の過ごし方はズバリ・・・殻をやぶる！ です。わたし達人間の本質として現状維持を求めるのが常ですが、そこから一歩足を踏み出して挑戦することで自分自身の秘められた可能性に気付いて本来のあるべき姿へ成長できるかもしれません。ただそれには「失敗したらどうしよう」「自分にはとても無理だ」などと思考が邪魔をして行動に結びつかないことも多いでしょう。そんな時こそまずは飛び込んでみる。きっかけ作りだけでもいいからまずやってみる。今はそうやって殻をやぶってみることをサポートしてくれるようなエネルギーですから、自分の可能性に蓋をすることなく新しいことにトライしてみましょう！

そして次には『赤い地球の13日間（３月25日～４月７日）』がめぐってきます。絆やリズムを大切にして、心を開いた状態でいることでシンクロニシティが起こりやすくなります。自分の中の欲やエゴに気付くことでそれを手放し、人との心の繋がりや絆を大切にして一体感を持つこと。信頼できる人と本音で語り合ったり、音楽やダンスを楽しむなども良い時期です。また変化・変容の第３の城が終わった今、改めて自らの習慣を見直して生活リズムを心のバランスを整えるよう意識してみるのにも非常によいエネルギーです。そうやって自分の内側をより清浄にしていくことで、直感ひらめきがさらに増してシンクロニシティが起こりやすくなり、より軽やかに結果を得られるようになっていくでしょう。

日本では進学・進級などご自身やご家族で新しい変化のある方も多いかもしれません。マヤ暦のエネルギーの流れとしてはこれまでの結果が表面化してきて、祝福が届くような時期となります。香港でも日本人のコミュニティでは特に出会いや別れの多い時期でしょう。様々な感情がわきやすい時期ですが、すべて佳きことと捉えて感謝の念を持ち、幸福感に満ち満ちたイメージで楽しく春の日をお過ごしください。

Chika

マヤ暦アドバイザー
静岡県出身。イギリス留学中に出会った香港人の夫との縁で2008年来港。

健康＋農業＋環境＋教育がライフワークテーマ。
真の健康は人それぞれ違いがあり、潜在意識に秘められた本来の役割使命に気付くことからスタートすると実感し、マヤ暦を学び始める。

2022年から14歳の息子と日本で生活中。

instagram chika_happywellbeing